F1日本GP出場選手の「のぼり」無断で持ち去り---鈴鹿サーキット[新聞ウォッチ]

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三重県の鈴鹿サーキットで開催された自動車レースの最高峰、フォーミュラ・ワン(F1)の日本グランプリ(GP)の決勝では、レッドブルのマックス・フェルスタッペン選手が今季13勝目を挙げるなど、翌朝(9月25日付)の朝日や毎日なども珍しくスポーツ面のトップ記事として大きく取り上げた。また、日経は「フリー走行、予選など3日間累計の入場者は20万人を超え、前年より約1割増加した」などとも報じていた。

ただ、日経の記事でも指摘していたが、日本にはかつてほどのF1人気はなく、日本GPの入場者数はピークの36万1000人(2006年)から40%ほど減少。その理由の一つに日本メーカーの不在とみられるが、ホンダが2026年にF1に復帰することを決めてから初めての日本GPで「日本メーカーの復活が入場を促した面もある」とも分析している。

そんな中、日本GPのレース終了後に会場の鈴鹿サーキットに立てられていた出場選手の写真や名前が印刷された「のぼり」が、複数の人によって無断で持ち去られたという目撃情報がSNSで話題になっており、きょうの日経なども社会面で取り上げている。

鈴鹿サーキットを運営するホンダモビリティランドによると、のぼりは21人のドライバー、一人2種類で42種類、約600本用意し、開催中の3日間、会場内やその周辺に立てられていた。レース終了後、のぼりは廃棄する予定だそうだが、持ち帰る行為は認めていないことから、マナーの良くない熱狂的ファンについての「対応を検討する」という。

2023年9月26日付

●「デマンド交通」走り出す、利用者が予約・ルート・ダイヤ変動、各地で実験,都も補助金(読売・29面)

●ヤフー、契約見直し検討、メディア記事配信、公取委の報告受け(朝日・3面)

●損保ジャパン報告、金融庁が疑念、三井住友側に追加徴求命令(朝日・6面)

●円下落一時148円半ば、11カ月ぶり水準(毎日・7面)

●水素活用商用化へ加速、発電に車に、国内企業も注目、高い製造コスト改善急務(産経・10面)

●首都高に自転車誤進入か、車と衝突、米男性死亡(東京・22面)

●日産、30年に欧州全EV化、新車販売、規制に前倒し対応(日経・1面)

●中国EV勢、欧州生産拡大、政府補助金に批判、摩擦の回避狙う(日経・3面)

●米運用大手キャピタル、ネクステージ全株売却、不適切事案発覚の中(日経・15面)

●F1ののぼり一部持ち去り、グランプリ開催の鈴鹿(日経・39面)

《福田俊之》

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