ホンダ、2026年にもF1復帰へ---イタリア紙が報道[新聞ウォッチ]

2021年、マックス・フェルスタッペンがF1年間王者になったレッドブル・ホンダ
  • 2021年、マックス・フェルスタッペンがF1年間王者になったレッドブル・ホンダ
  • ホンダが初勝利した1965年のF1メキシコGP。ドライバーはリッチー・ギンサー
  • 1991年F1日本GP(鈴鹿)でのアイルトン・セナ

モータースポーツファンには居ても立ってもいられないニュースが欧州から飛び込んできた。自動車レースの最高峰F1に、日本のホンダがアストン・マーチンとコンビを組んで復帰する見通しであると、イタリアの『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙(電子版)が報じたという。

きょうの産経がスポーツ面で共同配信の記事として取り上げている。それによると、時期は2026年といい「ホンダのF1からの撤退は短期間で終わるだろう」とも伝えている。

21年に撤退していたホンダは現在、レッドブルの外部サポートとしては活動を続けていたが、同紙によると「アストン・マーチンにエンジンを供給し、グランプリ(GP)に復帰する予定」という。HRC(ホンダ・レーシング)に近い筋からの情報とも。

また「少なくとも26年から30年までF1に参戦することを発表する」とし、公式発表は「明日(24日)に延期された」とも報じている。

ホンダは創業者・本田宗一郎氏の肝入りで1964年にF1レースに初参戦。かつてF1レースは「走る広告塔」とか「走る実験室」とも言われていたが、参戦には数百億円もの膨大な費用を投入するため、これまでも経営状況の悪化とともに撤退を余儀なくされていた。現時点では一部のメディアの情報に過ぎず、真偽のほどはわからないものの、復帰に伴って再び業績の足を引っ張らなければいいが……。

2023年5月24日付

●陸自ヘリ事故、エンジン出力急低下、機長ら対応音声記録(読売・1面)

●トヨタ企業統治総点検、グループ内不正相次ぐ、再発防止へ人材派遣(読売・9面)

●東京メトロ会長退任へ、元国交次官本田氏、「空港施設」人事介入(読売・28面)

●自衛隊車両に「ライフルホルダー」ウクライナ提供三原則は(朝日・4面)

●質問なるほドリ 自動運転「レベル4」って何?(毎日・1面)

ホンダ、26年からF1復帰、伊紙報道(産経・17面)

●現代自、秋に新型EV、日本で販売拡大急ぐ(東京・14面)

●半導体装置の生産倍増、ヤマハ発、100億円で工場拡張(日経・15面)

トヨタ株、大引けで急落、5%安、異例の値動き(日経・19面)

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集