2台のみのベントレー、耐久レース優勝マシンにインスパイア[詳細写真]

ベントレー・コンチネンタル GT S のカスタマイズモデル
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  • ベントレー・コンチネンタル GT S のカスタマイズモデルと2020年に「バサースト12時間」を制したレーシングカーのコンチネンタルGT3
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ベントレーは、2ドアクーペ『コンチネンタルGT S』をベースにした2台のカスタマイズモデルを発表した。2020年にレーシングカーの『コンチネンタルGT3』が制した耐久レース「バサースト12時間」にインスピレーションを得て、マリナーがカスタマイズを行った。

2台の車両は、異なる仕様とした。1号車は、優勝したレースカーのカラーリングからインスピレーションを得て、アップルグリーンのエクステリアに、ベルーガブラックのルーフ、ドアミラー、ロワバンパー、トランクを組み合わせて、コントラストを演出する。フロントには、レーシングカーと同様、グリルに「7」が描かれている。さらに、外装のブライトクロームメッキをポリッシュブラックに変更する「ブラックラインスペシフィケーション」や、フロントスプリッター、サイドスカート、ディフューザーをカーボンファイバー製に変更する「スタイリングスペシフィケーション」を採用している。

室内は、ベルーガのレザーとダイナミカを使用し、アップルグリーンのパイピングとコントラストステッチをアクセントにした。ヘッドレストには「BATHURST」のステッチが入り、トレッドプレートには「One of Two」の文字が添えられた。助手席側のカーボンファイバー製パネルには、サーキットを表現したメタルオーバーレイが施され、センターコンソールには優勝したドライバーの名前とナンバー7が記されている。

2号車は、2017年末に発売され2018年に参戦を開始した第2世代のコンチネンタルGT3をモチーフに、シルバーテンペストで塗装された。1号車と同様、外装とビスポークの室内にブラッククロームとカーボンファイバーのスタイリングスペシフィケーションを採用する。それぞれの車両には、記念のフレーム入りオブジェと、優勝マシンの18分の1のスケールモデルが付いている。

《森脇稔》

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