福島県、全日本空輸(ANA)、ANAあきんどは、福島空港利用者の利便性向上を図るため、包括的なMaaS(モビリティアズアサービス)連携を展開する。10月13日から順次事業を開始する。
ANAが提供する経路検索サービス「空港アクセスナビ」と福島空港発の空港リムジンバス、乗合タクシー、無人貸出レンタカーなどを連携することで、空港からの経路検索から、バスの乗車券の事前購入、デジタルチケットによる乗車券利用、タクシー予約が可能となる。
また、福島空港のホームページと各種機能を連携することで、経路検索や乗合タクシーの予約が可能となる。
ANAは、これまで全国各地の自治体や交通事業者と様々なMaaSで連携してきた。これらの取り組みで得た知見をもとに、福島県が考える「MaaS活用による福島空港の利便性向上」に寄与することから連携することにした。MaaSにおける包括的な連携は全国で初めてとなる。
福島県、ANA、ANAあきんどは、便利でシームレスな移動の実現に向けてMaaS連携を推進していくとともに、福島空港の利用者にとって利便性の高い快適な環境を提供していくとしている。