ボルボカーズ、次世代EV生産へ…航続伸ばす製造手法も導入

ボルボカーズ、次世代EV生産へ…航続伸ばす製造手法も導入
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ボルボカーズ(Volvo Cars)は2月8日、次世代のEVの生産に備えるために、スウェーデン・トースランダ工場に100億クローネ(約1300億円)を投資すると発表した。

次世代のEVでは、航続の延長、より早い充電、低コスト化を図る。また、自動車の安全性と持続可能性において、新たなマイルストーンを達成することを目指している。

ボルボカーズは、今回の投資の一環として、より持続可能な新技術と製造工程を数多く導入する予定だ。これには、アルミ製ボディ部品への「メガキャスティング」の導入、新しいバッテリー組み立て工場、塗装工場と最終組み立て工場の全面改修などが含まれている。

中でも、メガキャスティングは、持続可能性、コスト、車両の性能の面で、モデルライフの最後までの間、多くの利点を生み出すという。車両のフロア構造の主要部分をひとつのアルミ部品として鋳造することで重量を減らし、エネルギー効率を向上させ、それによってEVの航続を延ばすことが可能になる。

また、新しいバッテリー組み立て工場では、バッテリーセルとモジュールを車両の床構造に統合する。また、車体組み立て工場は、次世代EVの製造に向けて、一連の改修が実施される予定、としている。

《森脇稔》

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