三菱自動車は10月、人気クロスオーバーSUV『アウトランダー』新型を正式発表したが、そのハードコアモデルとなる『アウトランダー エボリューション』(以下、EVO)を大予想した。
アウトランダーは、『エアトレック』後継車として初代が2005年にデビュー。プジョーやシトロエンにOEM供給していた。その後何度かの改良が行われ、2012年には2代目が発売。2013年には世界初の4WDプラグインハイブリッドSUVとなる『アウトランダーPHEV』が誕生した。新型は初代から数えれば第3世代、PHEVとしては第2世代へのフルモデルチェンジとなる。
EVOモデルの予想CGを提供してくれたのは、お馴染みロシアの自動車情報サイト「KORESA.RU」だ。
ボディは若干ローダウンし、メッキグリルをブラック加工に、ボンネットフードにはエアスクープを装備しているほか、フロントバンパーのワイドエアインテークはさらに拡大されハニカムメッシュに新設計されている。またフロントフェンダー後部にはエアアウトレットを追加、リヤエンドではデュアルエキゾーストパイプ、アグレッシブなディフューザーを装備、リアゲートには「EVOLUTION」のバッジが確認できる。
新型アウトランダーPHEVのパワートレインは、2.4リットル直列4気筒+デュアル電気モーターを搭載、バッテリー出力は約40%向上している。スペックはフロントが60kW/137Nmから85kW/255Nmに、リアは70kW/137Nmから100kW/195Nmと大幅に向上している。
EVOではさらにパワーアップが見込まれると同時に、伝説の「ランエボ」の血を継承するハードコアSUVの誕生が期待できるだろう。