北米カーオブザイヤー主催団体は9月21日、「2022北米SUVオブザイヤー」(2022 North American Utility of the Year)の第2次選考9車種を発表した。 北米SUVオブザイヤーは、米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、この1年間に北米で発売、またはデビュー予定の新型SUVの中からベストな1台を選出するもの。 2022北米SUVオブザイヤーの第2次選考9車種は以下の通り。 ●フォード・ブロンコ ●ジェネシスGV70 ●ヒュンダイ・アイオニック5 ●ヒュンダイ・ツーソン ●ジープ・グランドチェロキーL ●ジープ・ワゴニア/グランドワゴニア ●キア・カーニバル ●日産パスファインダー ●フォルクスワーゲンID.4 日本メーカーでは、日産から『パスファインダー』新型の1車種のみが選ばれた。初代パスファインダーは、1986年にデビューした。『テラノ』の北米・中東向け仕様が、パスファインダーを名乗った。新型は5世代目モデルで、米国市場ではミドルクラスのSUVに属する。 また、ジープブランドからは、新型『グランドチェロキーL』と『ワゴニア』/『グランドワゴニア』の新型が、第2次選考に駒を進めた。フォードモーターの伝統のオフローダー、フォード『ブロンコ』新型と、フォルクスワーゲンの電動SUV『ID.4』も、第2次選考に残っている。 2022北米SUVオブザイヤーは2021年1月、米国で発表される予定だ。前回は、フォード『マスタング』シリーズのEV、『マスタング・マッハE』が獲得している。