新型308のヘッドランプには、デザインの最初の段階から、最新のLEDテクノロジーの採用が決まっていたという。ランプは彫りの深いスリムなデザインで、新型308のダイナミクスとアイデンティティに貢献している。
新型のヘッドランプは、フロントバンパー上のライオンのかぎ爪を模したデイタイムランニングライトによって強調されている。このライトシグネチャーは、現在のプジョーのスタイルに合うものであり、昼夜を問わず、ひと目でプジョーと分かるデザインを目指した。
◆PEUGEOTマトリクスLEDテクノロジー

現行のプジョーのデイタイムランニングライト機能は、2018年に『508』に初めて導入されたものだ。新型308では、ライオンのかぎ爪を模したLEDライトシグネチャーを採用している。
ロービームは、充分な光量を得るために、4つのLEDを組み合わせている。メインビーム機能は、20個のLEDで構成されるマトリクスモジュールによって実現した。20個のモジュールは、走行や天候などの条件に応じて、オンとオフを切り替え、光量を個別かつ連続的に調整する。
◆フロントカメラがマトリクスLEDヘッドランプの明るさを調整

新型では、夜間の追い越しなどで他の車両に接近した場合、カメラが検出した車両の周囲のデータから、メインビームの一部がオフになり、「シャドウトンネル」を形成する。これにより、周囲を明るく照らしながら、他の車のドライバーを幻惑させることを防ぐという。
新型のPEUGEOTマトリクスLEDテクノロジーは、他のドライバーを幻惑することなく、最適な照明を実現するだけでなく、条件に応じて異なる照明モードを自動的に切り替えることができる。
◆3本のかぎ爪をイメージしたフルLEDテールランプ

高速道路モードでは、110km/h以上で5秒以上走行すると、PEUGEOTマトリクスLEDテクノロジーヘッドランプがメインビームの角度を変更して、他のドライバーを幻惑することなく、さらに遠くを照らす。速度が90km/hを下回り、その状態で5秒以上走行するとすぐに、メインビームは元の角度に戻る。
PEUGEOTマトリクスLEDテクノロジーを採用したヘッドライトのデザインは、新型のテールランプにも反映されている。新型のリアには、フルLEDテクノロジーを採用し、3本のかぎ爪をイメージしたモダンなプジョーブランドならではのライトシグネチャーを表現した、としている。
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