メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は7月24日、『Gクラス』のEVを2024年に初公開すると発表した。
メルセデスベンツは、電動化の加速を中心にした新戦略を掲げている。メルセデスベンツの新戦略では、高い収益性を伴う成長を重視する。構造的に高い収益性を確保するために、最も収益が得られるカテゴリーと競合激しいセグメントに、製品開発リソースと資金を集中していく。
新戦略のひとつが、サブブランドの拡大だ。メルセデスベンツには現在、サブブランドとして高性能な「メルセデスAMG」、超高級車の「メルセデスマイバッハ」、電動車専用の「EQ」がある。新戦略では、伝統のオフローダーの『Gクラス』を、新たにサブブランドの「G」として追加する。
メルセデスベンツは2022年までにEVを全セグメントに投入し、2025年以降の新型車は次世代車台ベースのEVのみにする計画。その直前の2024年、GクラスのEVが登場する予定だ。