BMWの二輪部門のBMWモトラッド(BMW Motorrad)は7月7日、2021年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は上半期の新記録となる10万7610台。前年同期比は40.3%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。
販売が40.3%増と伸びたのは、新車効果による部分が大きい。BMWモトラッドは2021年上半期、8車種を市場に投入している。
上半期の市場別販売実績では、日本が2950台を売り上げた。前年同期比は19.5%増と2年連続でプラスを維持した。
BMWモトラッドの2020年の世界新車販売台数は、16万9272台。前年比は3.4%減と、10年ぶりに前年実績を下回った。
BMWモトラッドは2021年、大型ツアラー『R1250RT』2021年モデル、ビッグボクサー搭載のクルーザーモデル第2弾『R18クラシック』、ヘリテイジモデル『R nineT』2021年モデルなどの新車攻勢により、さらなる販売増を目指していく。