ロンドンタクシーから電動キャンパーバン? 開発中…メーカーは世界初を標榜

LEVCの e-Camper のイメージスケッチ
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ロンドンタクシーを生産するLEVC(London Electric Vehicle Company)は6月28日、電動キャンパーバンの『e-Camper』を開発していると発表した。世界初の電動キャンパーバンを標榜している。

LEVC は2013年、中国のジーリー・ホールディンググループ(浙江吉利控股集団)の傘下に入った。LEVC は2018年、発電専用エンジンを搭載し、モーターで走行するレンジエクステンダーEVタクシー、『TX』を欧州で発売している。

現在、開発を進めている電動キャンパーバンのe-Camperには、このTXと同様、「e-City」と呼ばれるレンジエクステンダーEVパワートレインを搭載する。

e-Camperは、LEVCの新型EVバンの『VN5』がベース。EVモードでは、最大98kmをゼロエミッション走行できる。バッテリー残量が少なくなると、発電専用のエンジンが始動。航続は最大489kmへ延びる。

e-Camperには4人が宿泊でき、電気式の簡易キッチン、ポップアップルーフ、折りたたみ式テーブルが装備される。前席は180度回転し、2列目シートを後方にスライドすることで、折りたたみ式テーブルを中心に、充分なスペースが生まれる、としている。

《森脇稔》

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