速報【WRC 第6戦】勝田貴元がサファリで2位に!! 自身初の表彰台

WRC第6戦サファリで、自身初表彰台となる総合2位でゴールした#18 勝田貴元(写真は現地25日)。
  • WRC第6戦サファリで、自身初表彰台となる総合2位でゴールした#18 勝田貴元(写真は現地25日)。
  • WRC第6戦サファリで、自身初表彰台となる総合2位でゴールした#18 勝田貴元(写真は現地26日)。
  • WRC第6戦サファリで、自身初表彰台となる総合2位でゴールした#18 勝田貴元(写真は現地27日)。
  • WRC第6戦サファリで、自身初表彰台となる総合2位でゴールした#18 勝田貴元(写真は前戦サルディニア)。
  • WRC第6戦サファリで、自身初表彰台となる総合2位でゴールした#18 勝田貴元(写真は前戦サルディニア)。

現地27日にフィニッシュを迎えた世界ラリー選手権(WRC)の今季第6戦「サファリラリー・ケニア」において、日本の勝田貴元が総合2位に入り、自身初のWRC(のラリー総合順位における)表彰台登壇を達成した。

WRCとして開催されるのは2002年以来となったサファリラリーで、日本のエースが大仕事をやってのけた。勝田は今季2021年、ラリーの総合優勝を争うトップカテゴリーのマシン「トヨタ・ヤリスWRC」でWRC全戦に参戦中。開幕から3戦連続で6位となり、その後は2戦連続で4位に。そしてサバイバルな展開となった第6戦サファリで見事、総合2位を獲得した。WRCのラリー総合成績では自身初の表彰台登壇を果たしている。

WRCにおける日本人ドライバーのラリー総合での優勝には、1991年と1992年のコートジボワール戦(ともに当時のマニュファクチャラーズポイント非対象戦)で篠塚建次郎が記録した2勝がある。WRCのラリー総合の表彰台圏内(3位以内)で日本人ドライバーがフィニッシュしたのは、今回が1994年サファリの篠塚(2位)以来27年ぶりと見られる(1995年に藤本吉郎が日本人ドライバー初のサファリ優勝を果たしているが、この年のサファリはWRCではなかった)。

総合2位という素晴らしい成績を得た勝田には当然、次は優勝が期待されることになる。11月に今季WRC最終戦として開催予定のラリージャパンでの活躍にも、大きな注目が集まるだろう。

なお、今回のWRCサファリ戦の総合優勝者はトヨタのセバスチャン・オジェ。3位にはヒュンダイのオット・タナクが入っている。

ラリーの詳報やコメント等は追って掲載。

(*上記はラリー終了直後の状況に基づくもの)
続報【WRC 第6戦】復活のサファリを制したのはトヨタの王者オジェ…2位の勝田「将来はオジェに競り勝てるようになりたい」

《遠藤俊幸》

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