キントーンは、電動キックボード走行実験参加者を対象に、活用可能性や印象についてのアンケート調査を実施。約6割が公道での走行に前向きであることが明らかになった。
調査は2月15日から20日の期間、さまざまな交通手段を一体的に提供する「つちうらMaaS実証実験」で電動キックボード走行実験に参加した243名を対象に実施した。
まず乗車前に電動キックボードの印象について尋ねたところ、「楽しそう」(78.8%)、「移動がラクそう」(37.6%)といった意見が多かった一方、安全性については「危険そう」(12.7%)が「安全そう」(1.2%)を大きく上回った。
乗車後の回答では「楽しかった」(88.6%)、「移動がラクだった」(40.7%)と、楽しさや有効性についての印象はアップ。安全性についても「危険だ」は4.5%に下がり、「安全だった」は22.4%まで上昇した。
操作についても61.4%が「非常に簡単」、30.5%が「簡単」と回答。96.6%が「将来、電動キックボードを新しい移動手段として利用したい」と答えている。その利用シーンについては、「自転車専用レーンでの移動手段」(65.8%)がトップ。以下、「工場や事業所などの広大な空間での移動手段」(40.8%)、「公園、レジャー施設、私有地などの管理されたエリアでの移動手段」(29.6%)、「バイクと同等に車道走行での移動手段」(17.9%)の順。公道での走行に前向きで高い関心を持つ人が多数いることがわかった。