最後のアバルト 124スパイダー、550万で落札…FCAジャパンが病気と闘う子どもたちへ全額寄付

アバルト 124スパイダー チャリティオークション
  • アバルト 124スパイダー チャリティオークション
  • FCA本社のデザインセンターであるCentro Stileにてこの車両のためだけにデザインされた特別バッジ
  • FCA本社のデザインセンターであるCentro Stileによって作成されたオリジナルのスケッチ

FCAジャパンは、アバルトが長年サポートしている認定NPO法人シャイ・オン!・キッズへの寄付を目的としたチャリティオークションを開催。同社が所有する最後のアバルト『124スパイダー』(Abarth 124 Spider)が550万で落札されたと発表した。

アバルト124スパイダーは2020年をもって、日本での販売を終了。現在FCAジャパンが保有する最後の車両を今回、チャリティオークションに出品し、販売価格(406万~416万9000円)を上回る550万円で落札された。落札代金は全額、小児がんや重い病気の子どもたちとその家族を力づける活動をしているシャイン・オン!・キッズへ寄附する。

また、このオークションのためにアバルト124スパイダー/595スコルピオーネオーロをモチーフとしたオリジナルスケッチ16点も用意。合計9万5890円で落札され、こちらも全額シャイン・オン!・キッズへ寄附する。

なお、寄付された金額は、シャイン・オン!・キッズの活動の一つである「ビーズ・オブ・カレッジ」に活用される予定だ。ビーズ・オブ・カレッジは重い病気と闘う子どもたちが自らの回復力や抵抗力を高められるように考えられた、人間の持つ治癒力に根ざした介在法。子どもたちが自分の闘病生活での治療過程を記録し、勇気や頑張りを讃えながら、病気に対するストレス軽減や心理的サポートなど、子どもたちの治癒力効果が期待されるプログラムだ。

《纐纈敏也@DAYS》

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