終電繰上げの前倒し、3月12日まで継続…西武特急の運休や『ななつ星』の再開先送りも 緊急事態宣言延長に伴なう措置

終電繰上げの前倒しが継続される首都圏のJR東日本。写真は山手線。
  • 終電繰上げの前倒しが継続される首都圏のJR東日本。写真は山手線。
  • 西武新宿線のみでの運用となっている10000系も、2月13日~3月7日の土休日に限り運休に。写真はニューレッドアロー“クラシック”こと、10000系10105編成。
  • 『ななつ星in九州』も「感染拡大が未だ落ち着いていない現状を鑑みて」として、運休の延長が決まった。

JR東日本は2月5日、緊急事態宣言の発出により1月20日から実施している終電繰上げの前倒し措置を延長すると発表した。

当初は、当面の間実施としていたが、2月2日、政府が宣言の3月7日までの延長を決定したことを受けて、3月12日まで実施することになった。

3月13日からは終電繰上げや初電繰下げを含むダイヤ改正が行なわれるため、通常ダイヤに復帰することなく終電繰上げが継続されることになる。

JR東日本と同じ措置を採っている各鉄道事業者も同様の発表をしているが、西武鉄道(西武)では2月13日~3月7日の土休日に西武新宿線の特急全列車を運休することも発表。

首都圏以外では、京都市営地下鉄が毎週金曜日に行なっている終電延長で運行している『コトキン・ライナー』を当面の間休止すると発表。JR九州では2月6日出発分までとしていた『ななつ星in九州』の運休を3月6日出発分まで延長。3月9日出発分から再開する予定としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集