2020-2021年終夜運転続報…私鉄最大エリアを誇る近鉄も中止、初詣の名所が控える江ノ電も 

関西の大手私鉄では最後に終夜運転の中止が発表された近鉄。写真は5800系。
  • 関西の大手私鉄では最後に終夜運転の中止が発表された近鉄。写真は5800系。
  • 初詣のメッカ・鎌倉へ至る江ノ電は、元旦の初日の出列車のみが運行される。写真は2000形。

近畿日本鉄道(近鉄)は12月4日、本年末年始における終夜運転を実施しないと発表した。12月30日~2021年1月3日に土休日ダイヤで運行するに留まる。

これにより関西私鉄大手では、すでに中止を発表している阪急電鉄(阪急)、阪神電気鉄道(阪神)、南海電気鉄道(南海)、京阪電気鉄道(京阪)を含み、終夜運転が行なわれないことになった。阪急、阪神、南海では終電延長や臨時列車の運行などが行なわれる。

一方、関東の私鉄大手では、東急電鉄(東急)、東武鉄道(東武)、西武鉄道(西武)、小田急電鉄(小田急)、相模鉄道(相鉄)で終夜運転の中止を発表。西武以外は終電延長や臨時列車の運行も行なわれないが、小田急では町田4時30分発の臨時列車や新宿4時50分発『ニューイヤーエクスプレス号』、北千住3時55分発『メトロニューイヤー号』が片瀬江ノ島まで運行される。

このほか関東では、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮や極楽寺など、初詣の名所が控える江ノ島電鉄でも終夜運転が中止され、元旦の5時台に初日の出向けの臨時列車が運行される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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