阪急電鉄(阪急)、阪神電気鉄道(阪神)、南海電気鉄道(南海)、京阪電気鉄道(京阪)は11月27日、今年末年始の終夜運転を中止すると発表した。土休日ダイヤとなるのみの京阪を除き、各社とも終電延長で対応する。
阪急では、天神橋筋六丁目~淡路間、神戸三宮~新開地間を除く全線(子会社の能勢電鉄が運営する妙見線、日生線を含む)で2時頃まで終電を延長する。
阪神では、臨時列車を含み、本線(阪急阪神ホールディングスグループの神戸高速鉄道を含む)で1時45分頃まで終電を延長。上りでは高速神戸1時3分発、元町0時28分発、下りでは大阪梅田1時4分発、高速神戸1時49分発が終電となる。
南海では、南海線で下りが難波2時発羽倉崎行きまで、上りが羽倉崎1時58分発難波行きまで終電を延長。上下線とも0~2時台は難波~住ノ江間が約15~20分間隔、 住ノ江~羽倉崎間が約20分~50分間隔で運行される。高野(こうや)線と子会社が運営する泉北高速鉄道線では土休日ダイヤとなるのみで、終電延長は行なわれない。
なお、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)では終夜運転が実施されるが、「緊急事態宣言の発令等により外出自粛要請があった際は、おおみそかの終夜運転を取りやめる場合があります」とアナウンスしている。