DIATONE スピーカー『DS-G300』の魅力と“使いこなし術”…プロショップに訊く

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DIATONE・DS-G300
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  • 「バイアンプ接続」の接続図。
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国産カーオーディオブランド“DIATONE”のスタンダードスピーカー『DS-G300』(税抜価格:8万円)。当機は初めてのスピーカーとしても、またはエントリー機からのステップアップモデルとしても人気が高い。そうである理由はどこにあるのか…。

そこのところを探るべく、プロに話を訊いた。協力を願ったのは、香川県の実力カーオーディオ・プロショップ、“ピットハウスコスギ”。同店の古杉マネージャーに、『DS-G300』の魅力、そして使いこなし術を、詳しく教えてもらってきた。

◆初めてのスピーカーとして、『DS-G300』は高いポテンシャルを発揮する!

ところで“ピットハウスコスギ”では、スピーカー交換をしてみたいというユーザーに対して、2万円台のモデルからを提案しているという。

「もっとも入門的なセットプランとして、10万円(税抜)のパッケージをご用意しています。それに組み込んでいるスピーカーが2万円台のモデルです。なお当プランは、スピーカー代よりも“デッドニング”等の取り付けに関する部分に予算を割くことを特長としています。たとえスピーカーが2万円台のモデルであっても、ドアをしっかりと加工すれば満足度の高いサウンドが得られるからです。

というのも、ホーム用のスピーカーは基本的にすべて、スピーカーユニットが箱(エンクロージャー)に取り付けられた状態で販売されています。その状態がスピーカーとしての完成形です。対してカーオーディオではドアが箱の役割を負うわけですが、ドアはスピーカーとしては設計されていませんので、音響機器としての性能が低いんです。なので、ドアの完成度を上げる必要性が高く、そこに予算を投じていただくことをご提案している、というわけなんです。

とはいえ、スピーカーにもさらに予算を投じられれば、一層の好結果が得られます。例えば、2万円のモデルと6万円のモデルとを比べると、価格は3倍も違いますから性能差も相応に出てきます。

このように10万円以下の製品では特に、価格の差による性能の違いが顕著に表れます。2万円台の製品でもご満足いただけるサウンドをご提供できると自負していますが、ご予算が許すのであれば、ちょっと背伸びをした方が好結果が得られやすくなることも確かです。ましてや『DS-G300』をチョイスできれば、初めてのスピーカーとして不足はありません。十二分に高性能です」

◆『DS-G300』は取り付け性が高い。結果、インストール費用を低く抑えられる!

“DIATONE”の『DS-G300』の良さを、具体的に教えてもらった。

「まず、ボーカルの再現力が高いです。質感も良く、リアルです。そして解像度が高く情報量も多いので、音楽の説得力や感動力も引き立ちます。2万円のモデルと比べたときの満足度の違いは、相当に大きいです。

ちなみに『DS-G300』は、取り付け性が高いこともストロングポイントです。ミッドウーファーの取り付け奥行き寸法が大き過ぎませんので、高い汎用性を発揮します。そしてトゥイーターにはマウントが付属していますので、ダッシュボードの上にポンと置くような取り付け方法も選択できます。

というわけで『DS-G300』は、価格の割にはインストール性が高く、その分取り付け費用を抑えられます。ちょっと背伸びをして当機を選んでも、案外予算をコンパクトに収められたりもするんです。

なお、ダッシュボードの上にポンと置く取り付けスタイルは、音的にも案外メリットがあるんですよ。Aピラーやドアミラー裏に埋め込むのと比べると不利ですが、純正トゥイーター位置に装着するのと比べたら、断然良いと思っています。純正位置がダッシュボードの左右の奥であれば特に。そこにトゥイーターを埋め込むと、トゥイーターから放たれる直接音を聴けませんし、グリルにも音が遮られてしまいますから。

ところで『DS-G300』の付属マウントは、上下の角度調整も行えます。実はここも見逃せないメリットです。最近はダッシュボードが水平でない車種も増えてきました。そういったクルマに、上下の角度調整が行えないマウントを使ってポンと置くと、トゥイーターが上や下を向いてしまいます。しかし『DS-G300』のマウントは、ある程度は上下に角度を変えられますから、極端なことにはならずにすみます。

『DS-G300』は、性能と扱いやすさのバランスが良好です。総合力は高いです」

◆“バイアンプ接続”は試す価値が大! ユニットの追加ナシで高音質化が果たせる!

さらに古杉さんは、付属のパッシブクロスオーバーネットワークが“バイアンプ接続”に対応していることもメリットだと話す。

「“バイアンプ接続”に対応していると、メインユニットの内蔵パワーアンプの4chすべてをフロントスピーカーにあてがえます。このやり方は、音に効きます。メインユニットの能力をフルにフロントスピーカーに注げるわけですから。スピーカーのグレードが1ランク上がったかのように音質が向上します。

また、愛用のメインユニットに“タイムアライメント機能”が搭載されている場合には、“バイアンプ接続”をすることで各スピーカーユニットを個別に制御できるようになります。サウンド制御の面でも大きな利得が得られます。

ちなみに、“プロセッサー”を導入することでも同様な結果が得られますし、“プロセッサー”を使った方がより高度なチューニング環境を手にできます。しかし“プロセッサー”の導入にはコストが掛かります。対して“バイアンプ接続”は、ユニットを追加する必要はありませんからリーズナブルです。試す価値は大きいと思います。

ところで最初にお話ししたように当店では、“デッドニング”にご予算を割くことをおすすめしているのですが、『DS-G300』クラスのスピーカーを選ばれるならなおさら、“デッドニング”は入念に行いたいところです。そうしないとスピーカーの性能を十二分に引き出せませんから、もったいないと思うんです。

ただ、どこまで手を掛けるかはご予算次第で良いと思います。まずはライトなやり方にとどめ、後からがっちりと施工するというのもアリだと思います。そうされた方がむしろお得かもしれませんね。音が良くなる感動を2回味わえますから。

『DS-G300』は、初めてのスピーカーとしても、エントリースピーカーからのグレードアップモデルとしても、おすすめできる製品です。長く楽しめるスピーカーだと思います」

スピーカー交換に興味があるなら、またはグレードアップスピーカーを探しているなら、“DIATONE”の『DS-G300』にもご注目を。当機が候補に成り得るモデルであることは、確かだ。

“DIATONE”スピーカー『DS-G300』の“魅力”と“使いこなし術”を検証! ープロショップに訊くー

《太田祥三》

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