太陽を追いかけながら日本列島を横断、バイク乗り注目のラリー「SSTR」とは

いま、バイク乗りたちの間で人気急上昇中なのが、日の出から日没まで、太陽を追いかけながら日本列島を横断する「SSTR」(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)だ。

スピードや順位は競わない。基本ルールは、日の出とともに自分で決めた日本列島の東海岸(太平洋や瀬戸内海、東シナ海沿岸部)からスタートし、日没までに日本海側の千里浜なぎさドライブウェイ(石川県羽咋市)にゴールするという単純明快なもの。

無事にゴールゲートを通過し、ライダー同士で交流を深めることが主な目的、自己完結型のラリーとなっている。

海岸ゴールのパリダカの感動を日本のライダーにも!

風間深志さん、パリ・ダカールラリー日本人ライダー初出場1982年。風間深志さん、パリ・ダカールラリー日本人ライダー初出場1982年。
発案し主宰しているのは、風間深志さん。パリ・ダカールラリー日本人ライダー初出場、オートバイでエベレスト6005m到達(ギネス世界記録)、オートバイで南極点・北極点到達など、数え切れないほどの偉業を成し遂げた日本が誇る冒険家。テレビや新聞でもお馴染みだ。

千里浜は日本海に沈む美しい夕陽の名所で、全長約8kmの砂浜をクルマやバイクで走ることができることでも有名。風間さんは、パリダカのゴールであるダカールの海岸をヴィクトリーランした感動が忘れられない。あの素晴らしい体験を日本のライダーにも味わってもらいたいと、このラリーを思いついた。

東京・お台場からでも片道450kmの道のりはかなりタフなもので、全国からライダーが集結する。なかにはスーパーカブなど原付ライダーもいて、一般道で日の出から日の入りを目指し懸命に走る。

太陽を追いかけて走って欲しい

オートバイで南極点・北極点到達オートバイで南極点・北極点到達
“Chasing the Sun(太陽を追いかけろ)”をテーマに掲げた壮大なスケールのツーリング・ラリー。風間深志さんは「自然を相手にするときは、いつも太陽だけが頼り。参加するみなさんにも、太陽がどの位置にあるかなど感じながら走ってもらいたい」という。

また「急いで速度違反したり、事故を起こすような運転もしないで欲しい。サンセットに間に合わなくても、いいんです」とも。

2013年の第1回大会は参加130台だったが、年々ヒートアップし、前回2019年は3400名の枠が受付開始から半日で完売になる盛況ぶり。その大人気ラリーだが、今年は5月23日~24日に開催。エントリー受付は本日、3月8日の6時20分から開始する。

新型コロナウイルスの影響が続けば、10月24日~25日へ延期の可能性もあるが、今年も申込みが殺到するのは間違いないだろう。

《青木タカオ》

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