ボルボ V40 など、排ガス再循環装置不具合で火災のおそれ リコール

ボルボV40(2015年)
  • ボルボV40(2015年)
  • 改善箇所

ボルボ・カー・ジャパンは1月16日、『V40』など6車種について、排気ガス再循環装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは『V40』、『V40クロスカントリー』、『S60』、『V60』、『XC60』、『V60クロスカントリー』の6車種で、2015年6月16日から2016年12月17日に製造された3379台。

対象車両は、ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)にて、排気ガス冷却装置の冷却方法が不適切なため、排気ガス中の煤が湿気を帯びることがある。そのため、煤がエンジンの吸気バルブへ堆積し密着不良を起こすことで、エンジンの出力低下やエンジン警告灯が点灯し、最悪の場合、インテークマニホールドが溶損し火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、EGR の冷却ホースを対策品に交換し、エンジンコントロールモジュールのプログラムを対策プログラムに書き換えて、周辺のセンサーを清掃する。なお、インテークマニホールド等に損傷がある場合は、当該部品を新品に交換する

不具合および事故は起きていない。本国メーカーの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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