日産自動車は、同社初のSF小説『答え合わせは、未来で。』(日産未来文庫)を11月26日より2020年1月30日までKindleで販売する。 日産は世界初の先進運転支援技術「プロパイロット2.0」を搭載した新型『スカイライン』を発表するなど、ゼロ・フェイタリティ社会の実現を目指し、最先端の技術開発を進めている。今回の小説のテーマは「自動運転社会の未来」。SF作家や人気作家とタッグを組み、技術とは異なる観点でとらえた、自動運転社会の未来を描いてもらった。 自動運転社会の未来予想を描くのは、7名の人気作家。2017年に『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞を受賞したSF作家の小川哲氏をはじめ、多くのユーザーがSNSでオリジナルの物語を投稿し話題となった『54字の物語』の発案者であり企画作家の氏田雄介氏、さらに、小川哲氏、長谷敏司氏、藤井太洋氏、宮内悠介氏、カツセマサヒコ氏、田丸雅智氏、計7名による全19話のショートストーリーが収められている。 月探査ロケット、冷凍食品、タブレット端末、ネットショッピング、これらはすべてSF作家が的中させた未来だ。車載AIとの会話、信号のない未来など、SF作家たちが創造する未来のクルマ社会と人の暮らしは、近い将来ノンフィクションの世界になるかもしれない。 『答え合わせは、未来で。』(日産未来文庫)は電子書籍アプリKindleにて、1話88円(税抜)で販売中。また、特設サイトおよび日産の公式SNSでは7作品を公開、試し読みができる。 ◆日産未来文庫 目次一覧 ・第1話「ヒッチハイクごっこ」 ・第2話「自動化されたある1日の記録」★ ・第3話「人気住宅街」★ ・第4話「次の信号まで、持つよ」★ ・第5話「青春アクセル」★ ・第6話「ボヘミアン」 ・第7話「カーファーム」★ ・第8話「慎重な男」 ・第9話「ラストラン」 ・第10話「最強の怪盗と自動運転車」★ ・第11話「未来漫才」 ・第12話「すべてはGT-Rのために」 ・第13話「高速道路」 ・第14話「心霊現象」★ ・第15話「あの日へドライブ」 ・第16話「フオパ氏のお気に入り」 ・第17話「HIDEYOSHI 2049」 ・第18話「タクシー」 ・第19話「ドライブデート」 ★印は特設サイトおよび日産の公式SNSでも公開