ホンダ CR-V に2020年型、米国発売…ハイブリッドは2020年初頭

ハイブリッドは米国のホンダブランドSUVで初

前後マスクを小変更

新デザインのセンターコンソール

最新のホンダ・センシング標準

ホンダ CR-V の2020年モデル
  • ホンダ CR-V の2020年モデル
  • ホンダ CR-V の2020年モデル
  • ホンダ CR-V ハイブリッド の2020年モデル
  • ホンダ CR-V の2020年モデル
  • ホンダ CR-V ハイブリッド の2020年モデル
  • ホンダ CR-V ハイブリッド の2020年モデル
  • ホンダ CR-V の2020年モデル
  • ホンダ CR-V の2020年モデル

ホンダの米国部門、アメリカンホンダは11月5日、『CR-V』(Honda CR-V)の2020年モデルを米国市場で発売した。ハイブリッドは、2020年初頭に発売される予定だ。

現行CR-Vは5世代目モデルで、2016年10月に米国で発表された。2018年8月には、日本市場にも復活導入を果たしている。この現行CR-Vの2020年モデルでは、デビュー以来およそ3年が経過して、外装を中心にリフレッシュした。

ハイブリッドは米国のホンダブランドSUVで初

米国のホンダブランドSUVで初となるハイブリッドには、ホンダの新世代の2モーターハイブリッド技術を搭載する。ハイブリッドパワートレインには、ホンダの量産エンジンとして、最高の40%以上の熱効率を持つ2.0リットル直列4気筒ガソリンアトキンソンサイクルエンジンを採用した。

ハイブリッドシステムのモーターとエンジンを合わせたシステム全体で、212hpのパワーを引き出す。ハイブリッドバッテリーパックとその制御システムを含む新しいインテリジェントパワーユニット(IPU)は、コンパクト設計とし、リアフロア下にレイアウトした。これにより、トランク容量を確保し、後席も60対40分割可倒式として、実用性を引き上げている。

ガソリンエンジン搭載車には、直噴1.5リットル直列4気筒VTECターボエンジンを採用した。最大出力190hp/5600rpm、最大トルク24.7kgm/2000~5000rpmを引き出す。ホンダ CR-V の2020年モデルホンダ CR-V の2020年モデル

前後マスクを小変更

CR-Vの2020年モデルでは、フロントバンパーのデザインを変更した。フォグランプ部分の広い開口部が特長で、クロームのラインも取り入れた。上級グレードには、丸いLEDフォグランプが装備される。ハイブリッドには、グリル中央にハイブリッドのエンブレムと青いホンダのロゴ、5つのLEDを備えた専用フォグランプが付く。

リアは、テールランプをダークレンズ化した。ガーニッシュには、ダーククローム処理が施される。バンパーも、クロームのアクセントが付いた新デザインだ。ハイブリッドは、テールパイプを隠したデザイン。ガソリンのツーリンググレードには、クローム製エキゾーストフィニッシャーが装備される。

上級グレードには、ダークグレー仕上げの18インチアルミホイールを採用した。「ツーリング」グレードには、19インチのアルミホイールが装備される。ボディカラーには、ソニックグレーパールとラディアントレッドメタリックが新登場。ガソリン車では、エーゲブルーメタリックが選択できる。ホンダ CR-V ハイブリッド の2020年モデルホンダ CR-V ハイブリッド の2020年モデル

新デザインのセンターコンソール

2020年モデルのインテリアでは、センターコンソールを再設計した。ツーリンググレードには、Qi規格のワイヤレススマートフォン充電システムが標準装備されている。カラーTFTドライバー情報インターフェイス(DII)センターメーターディスプレイ、Apple 「CarPlay」とグーグル「Android Auto」に対応した7インチタッチスクリーンディスプレイオーディオを装備した。

オプションで、「ホンダ・サテライトリンク・ナビゲーション」が選択できる。リモートエンジンスタート、デュアルゾーンエアコン、電動パーキングブレーキ、後部USB充電ポート、前席パワーシート、4ウェイ電動ランバーサポート、シートヒーターも採用されている。

最新のホンダ・センシング標準

CR-Vの2020年モデルには、最新の「ホンダ・センシング」を全グレードに標準装備した。前方衝突警告(FCW)と歩行者検知機能を備えた衝突被害軽減ブレーキ(CMBS)、車線逸脱警告(LDW)、道路逸脱軽減(RDM)、低速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロールとレーンキーピングアシストが含まれている。

また、ブライドスポットインフォメーション(BSI)、リアクロストラフィックモニター(CTM)、自動ハイビームヘッドライトをオプションで用意している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集