VW ゴルフ 新型にPHV、「GTE」…EVモードは最大60km

2種類のPHVをラインナップ

フルデジタルコックピットを採用

210km/hを上限に部分自動運転が可能

フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型
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フォルクスワーゲンは、欧州で初公開した新型『ゴルフ』(Volkswagen Golf)に、プラグインハイブリッド車(PHV)の『ゴルフGTE』を設定すると発表した。

ゴルフGTEは、先代ゴルフに初めて用意された電動パワートレイン車だ。新型にも、フォルクスワーゲンの電動化戦略に沿う形で、「GTE」がラインナップされる。新型ゴルフGTEの外観では、メッシュパターンのフロントバンパーや、左右のヘッドライトのLEDからつながる形で、フロントグリルに配されたLEDバーが特長になる。

2種類のPHVをラインナップ

新型では、最新世代のPHVシステム、「eハイブリッド」を採用する。エンジンは直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」で、最大出力150hpを発生する。モーターは、最大出力102hp。システム全体では、204hpのパワーを引き出す。

新型には、高性能なPHVも設定する。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、245hpのパワーを獲得する。標準モデルの204hpに対して、41hpの上乗せとなる。

また新型では、二次電池のリチウムイオンバッテリーの蓄電容量を、8.8kWhから13kWhに大容量化した。これにより、EVモードの航続を最大60kmとし、従来よりも2割延長している。フォルクスワーゲン・ゴルフ 新型

フルデジタルコックピットを採用

新型ゴルフは、フルデジタルのハイエンドコックピットを標準装備したセグメントで最初のモデルだ。ディスプレイと操作システムは、ひと目でわかるようにデジタル化されている。 新しい音声コントロールシステムも導入された。新型ゴルフは、デジタルインテリアアーキテクチャにより、まったく新次元の直感的な操作を可能にしているという。「イノビジョンコックピット」もオプションで選択できる。

車両に乗り込むと、「パーソナリゼーション2.0」が起動する。これは、ドライバーの設定を保存し、他のドライバーが車両を使用した後でも、オリジナルの設定をクラウド経由で呼び出すことができるシステムだ。欧州で利用者が増えているカーシェアリングを想定した装備といえる。

新開発のヘッドアップディスプレイは、フロントガラスに速度やナビゲーションなどの重要な情報を、ドライバーの視界に投影し、リラックスした運転を支援する。

新型ゴルフでは、「We Connect」や「We Connect Plus」などのコネクトサービスが利用できる。これは、SIMカードを標準で付属し、インターネットへの常時接続を可能にしたおかげだ。

新しいゴルフは、「Car2X」を介して車両同士、または車両と信号機などのインフラの間で通信できる最初のフォルクスワーゲン車だ。交通インフラからの信号や800m以内にいる他の車両からの情報は、ディスプレイを通してドライバーに表示される。新型ゴルフは、これらの警告を他のCar2X搭載車とも共有する。

新型ゴルフには、デジタルキーが設定される。新型ゴルフのユーザーは、デジタルキーを利用して車両のロックを解除し、スマートフォンでエンジンを始動したり、アプリを使って、家族や友人とデジタルキーを共有したりすることができる。

また、デジタルキーシステムでは、スマートフォンを使ってさまざまな機能にアクセスすることも可能だ。フォルクスワーゲンによると、新型ゴルフがとくにコネクティビティとデジタル機能の面で、クラスの基準を再び打ち立てるという。フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型

210km/hを上限に部分自動運転が可能

新型ゴルフは、最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載する。自動運転への道を切り拓くフォルクスワーゲンの運転支援システムの新しい傘下ブランド、「IQ.DRIVE」(アイキュー・ドライブ)を導入した。

そのひとつが、「トラベルアシスト」だ。コンパクトクラスでは、世界初採用となる。ステアリングやアクセル、ブレーキを操作することなく、高速道路などにおいて、0~210km/hというあらゆる速度域での部分自動運転を可能にしている。トラベルアシストは、マルチファンクションステアリングホイールのボタンに触れて、システムを起動する。法律や安全上、ドライバーは常にこのシステムの作動を監視する。そのため、トラベルアシストでは、ドライバーがステアリングホイールを握っているか否かを、静電容量式タッチセンサー式の「キャパシティブステアリング」(ハンドル保持検知機能)によって確認する。

新開発の「IQ.LIGHT-LEDマトリクスヘッドライト」も設定する。道路を従来以上に明るく照らし、さらなる安全性を提供する、としている。

《森脇稔》

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