フォルクスワーゲンの新世代EV「ID.」ファミリーの世界累計150万台目となる車両が、ドイツ・エムデン工場で顧客に引き渡された。記念すべき車両は黒色の『ID.7ツアラー』で、最大606kmの航続距離を実現し、そのクラスで新たな基準を打ち立てている。
エムデン工場は、フォルクスワーゲンの変革を象徴する施設だ。同グループは近年、この工場を電動車専用の製造拠点に転換するため10億ユーロ以上を投資した。ツヴィッカウとドレスデンのグレーゼルネ・マニュファクトゥーアに加え、エムデンは世界で電動車のみを製造するフォルクスワーゲン工場の一つとなっている。