ジャガーカーズは10月14日、EVの『I-PACE』(Jaguar I-PACE)が、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースで乗客を乗せて走行するタクシーサービスを開始した、と発表した。EVとしては、初めてとしている。 ジャガーI-PACEのEVパワートレインは、モーターを前後アクスルに搭載し、4輪を駆動する。2個のモーターは合計で400psのパワーと、71kgmのトルクを引き出す。前後重量配分は、50対50と理想的なバランスを追求した。強力なモーターの効果で、I-PACEは0~100km/h加速4.8秒のパフォーマンスを実現する。 バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は90kWhと大容量だ。1回の充電での航続は、最大で470km(WLTP計測モード)の性能を備える。DC100kWの急速チャージャーを使えば、バッテリーの80%の容量をおよそ40分で充電可能。100km走行分であれば、およそ15分で充電できる。 このI-PACEが、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースで乗客を乗せて走行するタクシーサービスを開始した。プロのドライバーが、全輪駆動のゼロエミッションモデルのI-PACEのステアリングホイールを握り、1周20.8km、コーナー数73という世界で最も厳しいサーキットを乗客に案内する。 ジャガーI-PACEの「ニュルタクシー」は、冬が訪れる直前の11月下旬まで利用可能だ。運賃は1周149ユーロ(約1万8000円)から、としている。
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