アストンマーティンとザガートの名車、60年ぶりに復刻…実車を発表

サーキット専用モデルとして19台を復刻生産

最先端デジタルスキャン技術でパネルの精度を向上

公道走行仕様と2台合わせて600万ポンド

アストンマーティン DB4 GT Zagato コンティニュエーション
  • アストンマーティン DB4 GT Zagato コンティニュエーション
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アストンマーティンは10月6日まで米国で開催された「Audrain’s Newport Concours & Motor Week」において、60年前に19台のみが生産された『DB4 GT Zagato』の復刻モデル、『DB4 GT Zagatoコンティニュエーション』の実車を初公開した。

サーキット専用モデルとして19台を復刻生産

イタリアの名門カロッツェリア、ザガートは2019年、創業100周年を迎える。アストンマーティンとザガートは過去およそ60年間、パートナーシップを構築してきた。アストンマーティンとザガートの最初の共同開発車が、1960年に発表されたDB4 GT Zagatoだ。

アストンマーティンは、2019年のザガート100周年を記念して、このDB4 GT Zagatoを、DB4 GT Zagatoコンティニュエーションとして復刻生産する。DB4 GT Zagatoコンティニュエーションは、サーキット専用モデルだ。1960年代、アストンマーティンとザガートは、サーキットでフェラーリと競うために、DB4 GT Zagatoを19台製作した。DB4 GT Zagato コンティニュエーションは、このDB4 GT Zagatoを忠実に再現するべく、ハンドメイドで生産される。

最先端デジタルスキャン技術でパネルの精度を向上

その生産手法は、軽量チューブラーフレームを薄板アルミ製ボディパネルで覆うという当時と同じものだ。ボディワークには、パネルの精度と均一性を向上させるために最先端のデジタルスキャン技術を活用する。ボディパネルは、1.2mm厚のフラットなアルミ製シートから製作され、1960年代当時のテクニックを再現しながら、数百時間にも及ぶクラフトマンシップによる手作業で仕上げられる。アストンマーティン DB4 GT Zagato コンティニュエーション

ボンネットの下には、ツインスパークプラグを備えたTadek Marek製の4.7リットル直列6気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力380hpのパワーを、4速MTで引き出す。LSDを介して、後輪を駆動する

DB4 GT Zagatoコンティニュエーションの最初の1台は、ロッソマハと呼ばれる赤で塗装された。オリジナルモデルの塗料を手がけた「Max Meyer & ICI」が調合したカラーを忠実に再現する。ホイールは、シルバーで塗装され、リップ部に光沢仕上げが施された「ボラーニ」ホイールを標準装備した。

インテリアは、オブシディアンブラックレザーを基調とした。カーボンファイバー製シート、ドアカード、ヘッドライナー、リアエリアには、すべてこのレザーが採用されている。フロアには、オブシディアンブラックレザーの縁取りが施され、オブシディアンブラックによるマッチングステッチを添えたブラックウィルトンカーペットが装備される。FIA(国際自動車連盟)公認のロールケージが組み込まれた。アストンマーティン DB4 GT Zagato コンティニュエーション

公道走行仕様と2台合わせて600万ポンド

DB4 GT Zagatoコンティニュエーションは、英国バッキンガム州ニューポートパグネルにあるアストンマーティンのヘリテージ部門で、ハンドメイドで組み立てられる。アストンマーティンのヘリテージ部門は、世界最大かつ最も設備の整ったアストンマーティンの旧車向け工房だ。アストンマーティンによると、今回の復刻プロジェクトに最適な工房になるという。

なお、「DBZセンテナリー コレクション」と命名された限定車は、DB4 GT Zagatoコンティニュエーションと公道走行可能な『DBS GT Zagato』と2台合わせて、600万ポンド(約7億9200万円)で、19人の顧客のためだけに生産される。顧客への引き渡しは、2019年内からを計画している。

《森脇稔》

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