ポルシェ初のEV、『タイカン』を生産する新工場を開所

ポルシェ初のEVのタイカンの生産工場
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ポルシェは9月9日、初のEVスポーツカー、『タイカン』(Porsche Taycan)の生産を行う新工場を開所した、と発表した。

タイカンの生産を行う新工場は、ポルシェブランドの中心地、ドイツ・シュトゥットガルト・ツッフェンハウゼンに建設された。カーボンニュートラルの新工場になる。

2015年のフランクフルトモーターショー2015において、コンセプトカーの『ミッションE』が発表されてから、タイカンの生産開始までにかかった期間は、4年以内だ。新しい生産工場は、エネルギー効率と環境への配慮という点で、新しい基準を設定している。

タイカンの生産は、自動車生産の新しい時代の先駆けになるという。生産はネットワーク化され、柔軟だ。 例えば、従来のベルトコンベアの代わりに、自動ガイド車両システムを使用して、部品や完成した車両を、駅から駅へと輸送する。

現在、ツッフェンハウゼン工場では、スポーツカーの『911』シリーズと『718』シリーズを組み立てている。ポルシェはこの新しい工場を、911シリーズと718シリーズの生産を補完するもの、としている。

《森脇稔》

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