日産 キューブ、年内で生産終了…個性的な外観で一世を風靡[新聞ウォッチ]

日産キューブ
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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

平成時代に華々しくデビューした個性的なデザインで人気を集めた“名車”が相次いで終焉を迎える。日産自動車が1998年(平成10年)から販売している小型車『キューブ』の生産を今年12月で終了するという。きょうの朝日や日経などが報じているが、「全面改良から10年以上が経過し、販売台数が伸び悩んでいた」のが理由のようだ。

キューブは、「トールワゴン」と呼ばれる箱型の個性的な外観と広い室内空間が女性ドライバーなどから人気を集め、2002年に発売した2代目は翌03年には国内で年間約14万台を販売した実績をもつ。当時、あのカルロス・ゴーン前会長による“V字回復”にも貢献した売れ筋の車種でもあった。だが、08年に全面改良した現行モデルは3代目で、追浜工場で生産しているが、昨年は7000台弱まで落ち込んでいた。

拡大路線を主導したゴーン前会長の逮捕後、業績の立て直しを急ぐ日産は不採算車種の生産を打ち切り、2022年度までに車のモデル数を18年度比で1割以上減らす計画を示しており、キューブもその「選択と集中」の仕分け車種の対象となったようだ。

一方、すでに報じられているが、トヨタ自動車もファミリー層に人気があったミニバン『エスティマ』の生産を今年10月に終了するという。エスティマは、1990年(平成2年)の登場以来、丸みのある特徴的な外観で、約30年にわたりファミリー層を中心に支持を得ていたが、ここ数年はライバル車に人気を奪われ販売は低迷していた。夏が終わり秋風とともに、個性的な外観で一世を風靡したクルマが消えるニュースが流れてくるのも物淋しい思いがする。トヨタ・エスティマ

2019年9月4日付

●スズキカーシェア参入へ、実証実験市場拡大で各社続々(読売・8面)

●日米WTOルール焦点、関税撤廃率「9割」米、「車」維持なら届かず、7割程度(読売・9面)

●日産・西川氏選任、日本生命が反対、6月の株主総会(読売・9面)

●「高齢者限定免許は必要?」警察庁アンケート実施へ(読売・29面)

●大学、リクナビ離れ、辞退率販売行政指導へ(朝日・2面)

●日産「キューブ」生産終了へ(朝日・6面)

●JR東スイカて乗ればポイント、来月から、無記名式は対象外(朝日・25面)

●コネクテッドカー投入相次ぐ、6年後は新車6割(産経・10面)

●豪州縦断V狙う新ソーラーカー、東海大、東レなどと開発(産経・10面)

●ベンツ、12車種3.8万台リコール、UDトラックも1.7万台リコール(産経・22面)

●自動ブレーキ義務化へ国交省性能や時期年内に結論(東京・2面)

●社説、トヨタ・スズキ、成功のカギは(日経・2面)

●ホンダ、覚悟の四輪「大手術」異例の能力1割削減、非効率抱え拡大後遺症なお(日経・12面)

●不正アクセス防止義務化、自動運転車、保安基準に、国交省検討(日経・34面)

あおり運転に備えたドライブレコーダーにまさかの弱点!? 夏の過酷な環境でSDカードが…

《福田俊之》

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