2018-2019FIM世界耐久選手権最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第42回大会=鈴鹿8耐の決勝レースは、大混戦、大波乱となったカワサキ、ヤマハ、ホンダによる三つ巴の戦いを制し、No.10 Kawasaki Racing Teamが優勝。カワサキとしては26年ぶり2度目の優勝となった。
11時30分にスタートした決勝は序盤、ヨシムラ・スズキ(No.12 YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING)を先頭にヤマハ・ファクトリー(No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、カワサキ・レーシング(No.10 Kawasaki Racing Team)、TSRホンダ(No.1 F.C.C. TSR Honda France)、レッドブル・ホンダ(No.33 Red Bull Honda)の5台によるトップ争いが繰り広げられた。2時間が経過した頃にはヤマハ・ファクトリー、カワサキ・レーシング、レッドブル・ホンダに絞られたが、この3台はミスすることなく終盤まで激しい優勝争いを繰り広げた。
2018-2019シーズンのチャンピオン争いは残り5分で計算上チャンピオンの位置にいたNo.2 Suzuki Endurance Racing Teamがエンジンブローでポイント獲得ならず。途中、転倒を喫するも大きく順位を落とさず走り続けたNo.11 TEAM SRC KAWASAKI Franceが12位で完走しチャンピオンを獲得した。ランキング3位から逆転チャンピオンを目指したTSRホンダは4位になるも届かず、ランキング2位でシーズンを終えた。