【日産 スカイライン 新型】星野副社長「プロパイロット2.0は頼れる相棒」

日産自動車の星野副社長
  • 日産自動車の星野副社長
  • 星野副社長(向かって右)と中畔副社長
  • 日産スカイライン改良新型

日産自動車は7月16日、『スカイライン』の大幅改良モデルを9月に発売すると発表した。車線変更など高速道路での複数車線走行をカバーする先進運転支援技術の最新版「プロパイロット2.0」を初めて搭載する。

この技術は、カメラなどのセンサーと3D高精度地図データ(HDマップ)によるナビゲーションシステムを連動させるもので、同一車線内ではハンドルが迅速・確実に操作できる状態にあればハンズオフ(手放し)走行ができる。高速道路のナビ連動ルート走行と同一車線内ハンズオフ機能の採用は世界初(2019年5月現在)としている。

横浜市の本社で開いた発表会で、国内販売部門を担当する星野朝子副社長はスカイラインについて「今年で誕生から62年となり、日本のクルマ社会を切り拓いてきた日産の歴史を象徴するモデルだ。日産の最新の技術を詰め込み、皆さんの期待を超えるスカイラインが誕生した」とアピールした。プロパイロット2.0については「頼れる相棒のような存在。目いっぱい販売会社に試乗車を用意するので、是非お試しいただきたい」と述べた。

また、開発部門を担当する中畔邦雄副社長は新モデルを「われわれエンジニアのプライドの結晶」と表現し、プロパイロット2.0によって「また1歩、死亡事故ゼロの世界に近づくことができた」と評価した。

パワートレインはV型3.5リットルエンジンによるハイブリッド車(HV)に加え、米国市場に投入してきたV型3.0リットルのツインターボを新設定した。このエンジンでは、最高出力が400馬力とスカイラインの歴代モデルでは最大となるグレードも設定した。プロパイロット2.0は、HVに標準装備している。

また、フロントとリアのエンブレムバッチは、日産の高級車ブランドである「インフィニティ」のものから日産バッジに切り替えた。スカイラインは日産の技術の象徴でもあることから、今回、元に戻した。

新モデルはこのほか「日産コネクト」の新サービスとして、NTTドコモによる「ドコモ・イン・カー・コネクト(docomo in Car Connect)」に対応し、車内でスマホやパソコン、タブレット、ゲーム機などによるWi-Fi接続ができるようにした。

新モデルの価格は427万円台から632万円台。ライフサイクルでの販売計画は、現在の実績である月200台にプラスアルファした規模としている。

《池原照雄》

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