マツダ(Mazda)の米国法人、北米マツダは7月2日、2019年上半期(1~6月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は13万8555台。前年同期比は15.5%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ6』(日本名:『アテンザ』に相当)が、1万3075台を販売した。前年同期比は27.7%減と、2年ぶりの前年割れ。『マツダ3』(日本名:『アクセラ』に相当)は、新型の発売を控えて、2万8523台にとどまる。前年同期比は20.3%減と、落ち込んだ。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系は、『CX-5』が米マツダの最量販となる7万4387台を販売した。ただし、前年同期比は8.2%減と、マイナスに転じる。『CX-9』は1万1872台で、前年同期比は19.3%減と後退した。『CX-3』も、前年同期比29.5%減の6784台とマイナスに転じた。SUV全体では、11.7%減の9万3043台を売り上げる。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』に相当)が3914台を販売した。前年同期比は16.6%減と、2年連続のマイナスとなった。
マツダの2018年の米国新車販売台数は、30万0325台。前年比は3.7%増と、3年ぶりに前年実績を上回っている。