ホンダ(Honda)の英国部門は6月10日、芝刈り機を改造した『Mean Mower V2』が、0~100マイル/h(0~160km/h)加速6.29秒を計測し、ギネス世界新記録を打ち立てた、と発表した。 Mean Mower V2は2018年、ホンダの芝刈り機40周年を記念し、世界最速の芝刈り機を目指して開発された。「Mean Mower」とは、“ヤバい芝刈り機”を意味する。 ベース車両は、ホンダの芝刈り機『HF2622』。このHF2622にホンダの高性能バイク、『CBR1000RRファイヤーブレード』のエンジンを移植した。排気量999ccの4気筒エンジンは、最大出力189psを引き出す。重量はおよそ140kg。ホンダによると、Mean Mower V2のパワーウェイトレシオは、ブガッティ『シロン』を凌駕するという。 今回のギネス記録挑戦に際して、ホンダと英国ツーリングカー選手権のパートナー、チームダイナミクスが、Mean Mower V2に改良を施した。その内容は、最新のコンピュータ設計技術の導入、特注部品や先進素材、3Dプリント部品の採用など。 このMean Mower V2が、0~100マイル/h(0~160km/h)加速6.29秒を計測し、ギネス世界新記録を達成した。同時に、243km/hの最高速も計測した、としている。
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