低重心で安定性が高いロングなシルエット、そして地面を蹴っ飛ばすかのような加速感に、思わず「ヒャッハー!」と叫びたくなってしまうような存在感。 “ハーレーってこうよね”と思わずうなずいてしまうような、1745ccもあるビッグツインエンジンの振動に酔いしれながら、パワフルなライディングが堪能できちゃいます! ◆ 足つき良好、ただしハンドル位置が小さめ女子にはツライ? ただし、ハーレーのビックツインモデルの中でも、ハンドルが手前に引かれ、ミッドコントロール(ステップ位置が中央寄り)になっているので、他のビックツインモデルよりは扱いやすくなっているのですが、女性にはまだまだハンドルが遠く感じられるかもしれません。身長157cmで腕の短い私だと、腕が伸び切ってしまいコーナリングではハンドルから片手が離れてしまうことも(笑)。 足つきの良さはアメリカンならではで問題はありませんが、跨がりながらの取り回しには、ちょっと慣れが必要かもしれません(というか、周りの助けは必須かも)。しかし、ハーレーにポジションを改善するカスタムパーツもたくさんあるので、このあたりはいくらでも改善できるはず! ビッグツインでスポーティに走る。そんなコンセプトのもと1977年に誕生したハーレーダビッドソンの伝統的なモデルのひとつであるローライダー。女性が乗っても楽しいこと間違いなしです! ■女性目線の5つ星評価 足着き:★★★★★ 取り回し:★★ 乗りやすさ:★★★ 見た目:★★★★★ オススメ度:★★★ サトウマキ/フリーランスエディター&ライダー ファッション専門誌や女性誌にて、ファッション&ジュエリー担当編集者として在籍中、三十路を過ぎた頃に二輪免許を取得。二輪専門誌の編集部に転職した後フリーランスに。現在は二輪メディアをメインにエディター&ライターとして活動中。原宿のロッシの店でアルバイトする程のMotoGPフリーク。レース、ライディングウエアの記事を得意とし、試乗記などは身長157cmの等身大の記事を心がけている。速さよりも楽しくかっこよく、がモットー。
新型ハーレー『ブレイクアウト』&『ローライダー ST』に、SNSでは「更にカッコ良くなってきた」「奥さんの説得頑張るか」など反響 2025年7月10日 ハーレーダビッドソンジャパンは7月3日、2025年モデルに加わる…