チーム無限、マン島TTゼロチャレンジクラス参戦継続! 6連覇をめざす…東京モーターサイクルショー2019

M-TEC(無限、東京モーターサイクルショー2019)
  • M-TEC(無限、東京モーターサイクルショー2019)
  • M-TEC(無限、東京モーターサイクルショー2019)
  • M-TEC神電八アンベール(東京モーターサイクルショー2019)
  • M-TEC神電八アンベール(東京モーターサイクルショー2019)
  • M-TEC神電八アンベール(東京モーターサイクルショー2019)
  • M-TEC神電八アンベール(東京モーターサイクルショー2019)
  • M-TEC神電八(東京モーターサイクルショー2019)
  • M-TEC神電八(東京モーターサイクルショー2019)

M-TECは2019年3月22~24日の3日間、東京ビックサイトで開催中の東京モーターサイクルショー2019で、同社が運営するレーシングチーム TEAM MUGEN(チーム無限)の2019年マン島レース TTゼロチャレンジクラスへの参戦継続を発表。新型マシン『神電八』を公開した。

また、昨年の参戦報告では同チームの宮田監督が「昨年のTT決勝では、ゼッケン1番を付けたマイケル・ルッタ―選手が優勝。ゼッケン2番を付けたリー・ジョンストン選手が3位という事で、5連覇を果たしました。そして我々が目標としていた平均車速120マイル/hを越えて、121マイル/hの記録を残す事ができました」と報告。この記録は3年ぶりの新記録となる。

この記録についてマシンの開発ライダーを務める宮城光氏は、「平均120マイル/hというと、約192~193km/h。平均なので、ヘアピンなどは速度が60km/h台に落ちるので、一方で直線部分で270km/hを超えて走ってなるべくアベレージを上げないと、そんな速度領域で走れません。そう言った連続走行に耐え得る車体であったり、パワーユニットなどが上手く機能させてライダーが走らせてくれているという意味で言うと、平均車速193km/hというのはとてつもないですね」と、その凄まじさを強調した。

さらなる高みを目指すTEAM MUGENの今季の目標は、TTゼロチャレンジクラスの6連覇達成と、コースレコードの更新。ライダーは昨年優勝したマイケル・ルター選手に加え、生きる伝説マン島TT王者ジョン・マクギネス選手を再起用。2台体制で勝利を目指す。

また、新たなスポンサーを加え、チーム名は『TEAM Batham's MUGEN』となる。

さらにブースには、東京モーターサイクルショー2017で発表した電動モトクロッサーE.REXの進化系、『E,REX Prototype』を公開。同プロジェクトはホンダとM-TECの共同で展開されており、バッテリー及びパワーユニットをM-TECが担当している。それに加え、2000ccの大排気量エンジン『MUGEN Vツインエンジン Concept』も展示されており、見どころ盛りだくさんだ。

今回継続参戦が発表されたマン島レース TTゼロチャレンジクラスは、現地時間の6月6日0時45分、日本時間で同じく6月6日の20時45分にスタート予定となっている。

《先川知香》

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