プラスするのは未来感?それとも走りの追求? MODELLISTA&TRDの新型プリウスエアロの見所を知る

プラスするのは未来感?それとも走りの追求? MODELLISTA&TRDの新型プリウスエアロの見所を知る
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今やカスタムのベースモデルとしての人気も定着した感のあるプリウスは、東京オートサロン2019の会場内にも多くの“作品”たちが出展されていた。

なかでも大きな注目を集めていたのが、昨年12月に実施されたマイナーチェンジ後の新型プリウスのカスタマイズアイテムをいち早く揃え、異なる世界観を繰り広げていたMODELLISTA(モデリスタ)とTRDのプリウスだ。メーカー直系ブランドならではのラインアップの早さに加え、その完成度もズバ抜けていると感じた。今回は、そのMC後のプリウス用カスタマイズアイテムを担当したデザイナー直々に、見どころや込められた想いを聞かせてもらった。

MODELLISTAは世界観を分けた2つのエアロ。各々の個性が光る

まずは、先進的でダイナミックなイメージを纏った“ICONIC STYLE”と、上質で洗練されたドレスアップスタイリングの“ELEGANT ICE STYLE”の2種類を発売したMODELLISTA。とくに、30系から50系へとフルモデルチェンジしたのを機に投入され、大胆な意匠が話題になった“ICONIC STYLE”が、さらに先進性を高めたことで魅力をアップしている。デザイナーの後藤さんによれば「50系プリウスの登場時に、多様化する客様のニーズに合わせ、方向性を明確に分けた2つのスタイルを設定しました。そのうち、より大胆で先進的なイメージを訴求した“ICONIC STYLE”は、攻めたデザイン故に好き嫌いが分かれるのではないかと考えていたのですが、結果的には我々の予想よりもはるかに多くのお客様に受け入れていただきました。とくに、LEDのイルミネーションによる光のドレスアップという特徴が多くの方々の注目を集めたようです。そこで、今回の“ICONIC STYLE”では、フロントスポイラーに従来よりも高い意匠性を持った、新しい構造のLEDイルミネーションを搭載しました。」その構造とは、アウターレンズの中に立体感のあるインナーレンズやメッキ加飾、リフレクターが複雑に組み合わされたもの。その立体的で美しく光るイルミネーションは、さすがメーカー直系ブランドならではの高い技術力を感じる。「我々が心がけているのは、ベース車からのしっかりとした変わり映えの実現と、ベース車のデザインを崩さず、そのベース車のキャラクターを増強して魅力を高めるという、相反する2つのテーマの両立です。MC前のプリウスは縦に大きく造形を通したデザインが特徴的でしたが、MC後は水平基調でシャープなイメージへと変化したので、その変化の方向性をしっかりと捉えて各パーツのデザインをしています。また、先代ではLEDがメッキパーツと一体化していましたが、今回はLEDを主役にしたいという想いがありましたので、C-HRで設定した“BOOST IMPULSE STYLE”の様に、周囲をブラックアウトすることで暗闇から鋭く睨みつけるような精悍な表情を目指しました。」(後藤さん)。リヤスカートについても、ブラックアウトとマフラーをイメージしたメッキ加飾という組み合わせはMC前を踏襲しつつも、ベース車デザインが水平基調に変更されたことを踏まえ、フローティングしたシャープなウイング形状を水平に走らせることで、視覚的な重心は下げつつも、重たくならずに軽快でキレのあるデザインに仕上げているという。

「大胆で先進的なイメージを訴求する“ICONIC STYLE”の様なデザインをする時は、どこまで攻めたデザインにしていいものか悩むのですが、我々が想定するよりもお客様の感度が高いというか、デザイナーとしてのチャレンジにしっかり応えていただけるのが嬉しいですね。多くの方にお乗り頂いているプリウスだからこそ、モデリスタパーツを使用して自分だけの1台にカスタマイズすることで、濃密なカーライフを楽しんでいただきたい、という想いで開発しています」(後藤さん)。

インテリアでも見所が満載
車の質を高めるMODELLISTAならではのアイテム

さらに今回の“ICONIC STYLE”の見どころはインテリアにも多い。ドアを開けてまず目を惹くのが、モダンで上質な印象を強めるシートカバーだ。異なる素材を組み合わせ、ブラックを基調に深みのあるレッド、ホワイトをあしらったカラーなど、一般的に「シートカバー」と聞いて想像するものとは別格の質感。後席にも同じデザインイメージのカバーがあり、インテリア全体として空間が統一できるのが嬉しい。ほかのアフター用品では難しい、シートヒーターやサイドエアバックに対応しているのもMODELLISTAならではだろう。そしてもうひとつ新たに設定されたのが、ドアを開けた瞬間に感嘆の声をあげてしまったスカッフプレートだ。 「ただ金属を貼っただけじゃなくて、イルミネーションとの特徴的なグラフィックをあしらうことによって、MODELLISTAらしい先進感表現しました。通常のスカッフプレートは平べったくなりがちなのですが、ブラックホールと呼ばれるスモークのハーフミラーを使って、奥に連続してつながっているような奥行感を出しています」と後藤さん。これなら乗り降りするたびに満足感がアップしそうだ。また、前回も大好評だったホワイトのシフトノブは、LEDキットとのセットで登場。「プリウスのキャラクターとして、常に時代の先端をいくイメージを持たれるお客様が多いので、イルミネーションと合わせてシフト周りのドレスアップを楽しんでいただければと思います」(後藤さん)。こうしてお話を伺ってくると、パーツひとつひとつへのこだわりと、技術や感性のたゆまぬ進化がしっかりと伝わってきた。加えて、ベースとなるプリウスへの深い理解があるからこそ、繰り出される創造性。これがMODELLISTAの大きな強みではないかと感じる。新しい“ICONIC STYLE”は、間違いなく世界中で最も進んだプリウスだろう。

走りとデザインにこだわったTRDエアロの魅力

さてもうひとつ、メーカー直系ブランドであるTRDからは、MC後プリウスのカスタマイズアイテムとして、空力効果とドレスアップ性を両立した“Aggressive Style”と、空力アイテムとしての機能美に特化した“Aero Dynamics Style”が発売され、東京オートサロン2019では“Aggressive Style”が出展されていた。デザインを担当した山崎さんにお話を伺うと「“Aggressive Style”は社内でのテーマが脱・プリウスでした。見た目からしてもう、ガラッと変えようということで、フロントスポイラーやリヤバンパースポイラーはブラックアウトを多用した造形にこだわりました」と言う通り、まるで別のクルマといってもいいほどだ。しかしこれもすべて、緻密な計算の末に完成したのだという。

「ただブラックアウトを多めにするといっても、正直その比率がすごく難しかったです。数ミリ単位でイメージが変わってしまうので、ボデー色になる部分の太さなど試行錯誤しました」と山崎さん。LEDライトをより低い位置にあしらったのも、出来る限り低い位置にレイアウトする事で、フロントフェイスを低重心に見せる工夫もしているのだという。またホイールは、よく見ると黒塗装の部分だけでなく、切削面にもキラキラとしたパール系ラメが入っているのがわかる。このTRD TF9〈ブリリアントブラックポリッシュ〉は黒が青っぽく見える美しさも特徴的だがアルミニウム鋳造と高い剛性も確保。同じ形状で重厚で迫力のあるTRD TF9〈リムブラッシュマットブラック〉もあり、2色の中から選べるのもうれしいところ。さらにTRDのロゴが入ったリヤバンパープロテクターも、リヤの印象をワイルドに変えていて、これは荷物を出し入れする際のキズ防止にも役立つという。そしてもちろん、見た目の変化だけでなく、性能アップという変化を叶えてくれるのも、TRDパーツの大きな魅力だ。中でも「フロントバンパーカナードやエアロドアミラーフィン、ルーフガーニッシュ、ルーフサイドガーニッシュはしっかりと空力効果が実証されています。路面に張り付くような感覚が低速から効いてきますし、ハンドルの操作にも剛性感が出てきます。カナードが風を掴む効果がありますので、コーナリングなどでの不快なロールを抑えたり、走りにこだわる人にも満足していただけると思います」と山崎さん。TRDのカスタマイズアイテム“Aggressive Style”は、もうひとつの世界観を持つプリウスとして、外観も走りもこれまでのイメージをガラリと塗り替えてくれる1台となりそうだ。

MODELLISTA、TRDがそれぞれのテーマで表現したプリウスは、聞けば聞くほど深い想いが散りばめられた、とても魅力的なクルマたちだった。これから街中で、パッと目を惹く姿を披露してくれることだろう。

今回紹介したMODELLISTA“ICONIC STYLE”・“ELEGANT ICE STYLE”、TRD“Aggressive Style”・ “Aero Dynamics Style”の開発に際しての拘りやその他の詳細は、各ブランドサイトでご覧いただける。

◆MODELLISTAブランドサイトはこちら◆◆TRDカタログサイトはこちら◆

《まるも亜希子》

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