トヨタ ランドクルーザー に「ヘリテイジ」、60年以上の伝統に敬意…シカゴモーターショー2019で発表へ

トヨタ・ランドクルーザー・ヘリテイジエディション
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トヨタ自動車の米国部門は1月23日、米国で2月に開催されるシカゴモーターショー2019において、『ランドクルーザー』(Toyota Land Cruiser)の「ヘリテイジエディション」を初公開すると発表した。

初代ランドクルーザーは、1954年6月に誕生した。1953年8月、トヨタは『トヨタジープ』(BJ型)の量産を開始する。しかし、「ジープ」という呼称がウイリス社の商標権に抵触することから、トヨタはトヨタジープを、ランドクルーザーに改称したのだ。

シカゴモーターショー2019で初公開されるランドクルーザーのヘリテイジエディションは、ランドクルーザーの60年以上に渡る伝統に敬意を表し、最新のランドクルーザー(200シリーズ)をベースに開発した特別モデルになる。

ヘリテイジエディションでは、インテリアにブラックのレザーを採用する。ステアリングホイール、ドアトリム、センタースタック、コンソール、シートなどのステッチには、ブロンズカラーをアクセントに使用する。ホイールはBBS製の18インチで、ブロンズカラーで仕上げられた。ランニングボードとクロームロアボディサイドモールは廃止され、ダークヘッドライトハウジング、クロームフォグランプベゼル、クロームドアミラーカバーが装備される。

最新の車載コネクティビティとして、「トヨタセーフティコネクト」を導入する。自動衝突通知、盗難車両位置確認、緊急支援ボタン、GPSロードサイドアシスタンスなどのサービスが受けられる。さらに、最新の先進運転支援システム(ADAS)として、「トヨタセーフティセンスP」を標準装備した。プリコリジョンシステムは、ミリ波レーダーと単眼カメラセンサーを使用して歩行者や車両を検出し、必要に応じて自動的にブレーキをかける。ふらつき警告システム付きレーン逸脱警報、ダイナミックレーダークルーズコントロール、自動ハイビームを用意。ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートも標準装備されている。

《森脇稔》

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