マセラティ「カリフ」が27年振りに復活? コンパクトSUVか

マセラティ コンパクトSUVのスケッチ(Vito Possidente)
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伊スポーツカーメーカー、マセラティが、新たなコンパクト・クロスオーバーSUV『カリフ』を開発している可能性が高いことがわかった。

「カリフ」は、1983年から1993年まで販売していた高級2ドアスポーツだ。2.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は255psを発揮。当時の同ブランドでは最強のパワーを誇った。

その車名が27年振りに復活しそうだ。マセラティは2016年、初のSUVとなる『レヴァンテ』を発表。ポルシェ『カイエン』、メルセデスベンツ『GLE』、BMW『X5』らに対抗するモデルだ。期待以上の売上とはならなかったが、同ブランドの収益性の向上に貢献した。新たに狙うのは、メルセデスベンツ『GLC』、BMW『X3』、ポルシェ『マカン』が属するプレミアム・コンパクトSUV市場だ。

Spyder7スクープ班では、デザイナーのVito Possidente氏の協力を得て、予想イラストを入手した。ヘッドライトは薄くシャープにつり上がり、アグレッシブなグリルやフロントエプロン、ボンネットフードが見て取れるほか、存在感のあるフォグランプや大径ホイールを装着。レヴァンテより傾斜を持つリアウィンドウにより、かなりスポーティなルックスが印象的だ。

パワートレインに関する情報はないが、同じFCA(フィアット・クライスラー・オートモービル)に属する兄弟メーカー、アルファロメオのSUV『ステルヴィオ』と共有する2リットル直列4気筒などが予想される。

《Spyder7 編集部》

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