今年の1台を決める第39回「日本カー・オブ・ザ・イヤー 2018-2019」が発表された。モータージャーナリストをはじめとする60名の選考委員による選考コメントが、公式サイトで公開されている。 審査委員の青山尚暉氏はボルボ『XC40』に満点の10点を投じた。以下は日本カー・オブ・ザ・イヤーHPに掲載されたコメントである。 ☆☆☆ ボルボXC40は日本の路上でも大きすぎないサイズを持ち、内外装はカジュアルさ とスカンジナビアデザインの上質さを見事に融合。特にツートーンカラーのエクス テリアは魅力的。豊富な収納は日本車も見習うべきアイデアが光り、ラゲッジの折り畳み式フロアボードによる使い勝手も抜群である。 エンジンは2種類用意されているが、どちらも静かに回り、加速が上質で気持ち良く、タイヤサイズを問わず乗り心地はマイルドで心地よさ満点。ベースグレードから標準装備される、世界最先端の先進安全支援機能による絶大なる安心感、安全性能も大きな魅力。 誰にでも薦めたい、どころか自身が欲しくなるほどの、日本にジャストなコンパクトSUVである。バックオーダーを多く抱えているのも納得であり、今年もっとも輝いたクルマのように思え、評価した。 ☆☆☆ 青山氏の全投票点数(掲載はノミネート番号順) トヨタ・カローラスポーツ:4点 マツダCX-8:3点 三菱エクリプスクロス:3点 ボルボXC40:10点 フォルクスワーゲン・ポロ:5点