レゴが実物大 ブガッティ シロン 発表、モーターで動く…パリモーターショー2018

レゴの実物大 ブガッティ シロン(パリモーターショー2018)
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レゴ(LEGO)は10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー2018において、ブガッティのスーパーカー『シロン』(Bugatti Chiron)を「レゴブロック」で再現した実物大モデルをワールドプレミアした。モーターで駆動するEVだ。

シロンは2016年春に発表。世界で最もパワフル、最速、最もラグジュアリーかつエクスクルーシブな量産スーパーカーを目指して開発された。ミッドシップに搭載される8.0リットルW16気筒+4ターボは、2ステージターボにより、最大出力1500hp/6700rpm、最大トルク163kgm/2000~6000rpmを獲得する。

トランスミッションは7速デュアルクラッチ「DSG」。駆動方式は4WD。シロンは、0~100km/h加速2.5秒、最高速420km/h(リミッター作動)という世界最高峰のパフォーマンスを実現する。

レゴは、このシロンをレゴブロックで再現した実物大モデルをパリモーターショー2018で初公開。レゴブロックの中でも、高精度な「レゴテクニック」から339種類、100万点を超える部品を使用。総製作時間は1万3000時間以上が費やされた。シロンの特徴的な外装をはじめ、シート、ダッシュボード、ステアリングホイールなどの内装も、正確に再現されている。ヘッドライトも点灯。なお、ホイール&タイヤとエンブレムは、シロンの実車のものを装着した。

また、モーターを搭載するEVとなっており、実際に動かせるのも特徴。モーターは最大出力5.3hp、最大トルク9.4kgmを発生。総重量は1500kgと重いが、20km/hを少し上回るパフォーマンスを実現するという。

なお、パリモーターショー2018のブースには、レゴの実物大 ブガッティ シロンの前にタッチパネルが置かれ、来場者がタッチパネルに触れて、ヘッドライトやウインカーを点灯させられるようになっている。

《森脇稔》

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