遅刻常習犯プーチン大統領、安倍首相とロシア極東のマツダ合弁工場視察[新聞ウォッチ]

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マツダとの合弁工場を視察するロシアのプーチン大統領と日本の安倍首相 (c) Getty Images
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2018年9月11日付

●自民総裁選論戦開始、安倍氏改憲へ決意、石破氏地方を重視(読売・1面)

●北海道節電長引く恐れ(朝日・1面)

●トヨタ工場生産13日までに再開(朝日・8面)

●レクサス ボートも豪華に、20年国内発売(朝日・8面)

●関空遠い完全復旧、停電足かせ、機能は半分、運航便数不明(産経・2面)

●北方四島共同事業で行程表、日ロ首脳、北制裁履行で一致(産経・1面)

●プーチン氏また遅刻、会談2時間半遅れて開始(東京・3面)

●貿易戦争「業績に懸念」6割(日経・1面)

●リーマン危機10年、08年より危険な状況に(日経・1面)

●「車関税ゼロ」米をけん制、EUは撤廃前向き、工業品めぐり閣僚級交渉(日経・11面)

●クルマ革命次の勝者探る、異業種参入、市場広がる(日経・19面)


ひとくちコメント



日ロ首脳会談や「東方経済フォーラム」に出席するため、ロシア極東のウラジオストクを訪問中の安倍晋三首相が、プーチン大統領とともに、マツダとロシアの自動車大手ソレルスとの合弁会社「マツダ・ソラーズ」が設立したエンジン工場を視察したという。

ウラジオストクでのエンジン生産は両国の極東における経済協力の主力事業と位置付けられており、両国の首脳が極東での日本企業のプロジェクトを視察するのは異例とみられる。

マツダとソレルスとの合弁会社は、2012年10月からロシア極東のウラジオストックで車両の組立工場の操業を開始した。スポーツタイプ多目的車(SUV)『CX-5』など、ロシア向けにマツダ車を生産している。この5年間の生産台数は20万台弱という。16年9月には組立工場の隣接地に自動車のエンジン工場を設立する契約をロシア政府と締結した。そのエンジン工場の年間生産能力は5万基を計画している。

安倍首相とプーチン大統領が新設のエンジン工場を視察した様子は、NHKなどの夜のニュースやネット媒体でも、マツダの小飼雅道会長が両首脳に工場内を案内していたシーンが流れていた。だが、きょうの各紙には「エンジン工場視察」は報じられていないが、日ロ首脳会談関連を除くと「プーチン氏また遅刻」と、読売と東京が共同配信の記事を取り上げている。

それによると、安倍氏は予定通りにウラジオストクに到着したが、「遅刻常習者のプーチン氏はこの日も遅れ、到着後は予定されていた極東地域の知事らを集めた会合に出席。会談前にプーチン氏とともにマツダなどが新設したエンジン工場を視察する予定だった安倍首相はひたすら待ち続けた」としている。

プーチン氏の遅刻は予定よりも約2時間半の遅れ。このため、工場視察の時間も大幅にずれ込み、安倍首相も小飼会長も巌流島の戦いでの佐々木小次郎の心境だったことだろう。
《福田俊之》

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