東京国際消防防災展2018に日産自動車は新型の高規格準拠救急車『パラメディック』を参考出品、トヨタ自動車も高規格準拠救急車『ハイメディック』を出展した。高規格準拠救急車は、搬送途中での高度な救命救急活動を可能とする救急車だ。
日産の新型パラメディックは、日産のEV技術を基にした小型高性能のリチウムイオン補助バッテリを搭載し、消費電力の大きい電気機器にも安定して電力を供給できる。ゆとりの室内空間と機能的なレイアウトを謳う。
トヨタのハイメディックもゆとりある室内空間を謳い、実用性に優れた動力性能を訴求する。救命医療の高度化・多様化に対応する豊富な装備と多彩な医療資器材を、架装オプションとして設定している。
東京国際消防防災展は国内外の関連企業が一堂に集結する5年に1度の大規模イベントで、最新の製品・サービスをアピールする。消防防災関係者からエンドユーザーまで多数が来場する。主催は東京消防庁、東京ビッグサイト、東京国際消防防災展2018実行委員会。6月3日まで、東京臨海都心の東京ビッグサイトで開催中だ。