トヨタ自動車は5月23日、『シエンタ』などのエアバッグセンサに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、シエンタのほか、レクサス『RX200t』『RX450h』の計3車種で、2015年9月12日~10月29日に製造された1239台。
エアバッグ制御システムにおいて、加速度センサ内ICチップの製造条件が不適切なため、IC内部で断線することがある。そのため、エアバッグ警告灯が点灯し、エアバッグが正常に作動できないおそれがある。
改善措置として、全車両、各センサの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。
不具合および事故は起きていない。仕入先からの情報により届け出た。
なお今回のリコールは、2018年1月31日に届出を行ったものだが、対象車両の選定に一部誤りがあったことが判明したため、対象車両を追加して届け出たもの。