【スピーカー交換にトライ!】スバル インプレッサSPORT にFOCALスピーカーを付けてみた!

  • ドライブと音楽はセット、そう考えているドライバーは多いはずだ。そして、今よりももっと良い音で楽しみたい、そう考えている方も多いに違いない。より良い音を得るためにはどうすればいいのだろうか…。おすすめはズバリ、「スピーカー交換」だ。
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スバル・インプレッサSPORT
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  • 「スバル・インプレッサSPORT」へ「FOCAL・ISS 170」のトゥイーターを装着したところ。
  • 「スバル・インプレッサSPORT」へ「FOCAL・ISS 170」のミッドウーファーを装着したところ。
  • 「スバル・インプレッサSPORT」へ「FOCAL・ISS 170」のミッドウーファーを装着したところ。
ドライブと音楽はセット、そう考えているドライバーは多いはずだ。そして、今よりももっと良い音で楽しみたい、そう考えている方も多いに違いない。より良い音を得るためにはどうすればいいのだろうか…。おすすめはズバリ、「スピーカー交換」だ。

音の出口であるスピーカーを市販モデルに換えるだけで、状況はガラリと一変する。

その体験記をお届けしよう。今回は「スバル・インプレッサSPORT」に、世界的な人気ブランド「FOCAL(フォーカル)」のエントリースピーカーを装着した顛末をリポートしていく。


■「スバル・インプレッサSPORT」に限らず、純正スピーカーには多くを望みにくい!?

最初に、今回のテスト車両「スバル・インプレッサSPORT」の純正スピーカーの状況からリポートしていこう。テスト車では、ドアに中低音を再生するためのスピーカー(ミッドウーファー)が取り付けられていて、ダッシュボードの左右のAピラーの付け根あたりに、高音を再生するためのスピーカー(トゥイーター)も装着されていた。

このように、スピーカーがセパレートタイプとなっているのは、状況としては良いほうだ。トゥイーターが設定されていない場合と比べて、高音を再生しやすくはなっている。ただし…。トゥイーターが付いている/いないに関わらず、そもそも純正スピーカーには多くを望みにくい。これは「スバル・インプレッサSPORT」に限った話ではないのだが…。

最近のクルマでは特に、燃費性能が追求されていることもあり、純正スピーカーの軽量化が進んでいる傾向がうかがえる。しかしスピーカーは、一般的には高級品になればなるほど重くなる傾向がある。確実に振動板を動かすために磁気回路はより大きく精密になり、フレームも堅牢になっていくためだ。

そもそも純正スピーカーには、潤沢なコストがかけられない事情もある。走行性能、安全性能に直接関係のない部分に対してのコストは、どんどん削られている傾向が垣間見られる。軽く貧弱になっているのは、軽量化よりもむしろこちらが主な原因である可能性も高い。純正スピーカーには良い音を期待するべくもないのだ。


■使用するのは『FOCAL・ISS 170』。取り付け性が高く、「インプレッサ」にもベストマッチ。

さて、純正スピーカーからの音質アップを果たすべく、今回用意したスピーカーは、フランスの名門、「FOCAL」のエントリーモデル『ISS 170』(税抜価格:4万円)。実物を手に取ると、純正スピーカーとは重さが格段に違っていて、裏側の磁気回路もフレームも、明らかに質感が高い。フレームにいたっては、純正スピーカーは樹脂製で、対して『ISS 170』はアルミダイキャスト製。その差は歴然としている。

ところで、「スパル・インプレッサSPORT」は、ドア内部のクリアランスが少なめだ。要は「ドアが薄いタイプ」なのである。従って、大型のスピーカーは装着しづらい。ドアの内張りパネルを切るなどの加工を行えばどんなスピーカーであっても装着可能とはなるが、内張りパネル内にすっきりと収めようとすると、厚み(取り付け奥行き寸法)の少ないスピーカーを選ぶ必要が出てくる。

ちなみに『FOCAL・ISS 170』の"取り付け奥行き寸法"は57mm。一般的には70mmを切ってくると「取り付けやすいスピーカー」の部類に入ってくるが、「スバル・インプレッサSPORT」では、60mmを切るスピーカーでないとイージーインストレーションはしづらいだろう。その点『FOCAL・ISS 170』ならば、心配はいらない。

また当機はトゥイーターも同様に取り付け性が高い。小口径タイプなので、「インプレッサSPORT」の純正位置に問題なく取り付けられる。


■質感が著しく向上。いたって耳に心地良く、音楽の癒し効果が一段とアップ!

さて、もっとも気になるのは、音質の向上度合いだ。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉県の実力カーオーディオプロショップ、『サウンドクオリティー』。「スバル・インプレッサSPORT」専用の取り付けスペーサー(インナーバッフルとも呼ばれる音響パーツ)と、トゥイーター取り付け用ブラケットを用いて、インストレーションは短時間で完了。早速その音を聴いてみると…。

再生した1曲目のイントロが流れ始めた瞬間に、音の違いがはっきりと感じ取れた。質感の向上が著しく、耳に心地良い。そして低音には躍動感があり、高音も実になめらかだ。女性ボーカルは暖かく、ツヤもあり、心がなんとも癒される。

また、全体的なクリア感も上がっている。この理由を、『サウンドクオリティー』代表の越野さんはこう説明してくれた。

「純正スピーカーでは、ミッドウーファーがフルレンジ再生されていました。2ウェイスピーカーの場合本来ならば、ミッドウーファーには中低音の再生だけに専念させたいところです。でもそのためには、高音をカットする回路を組み込む必要が出てきます。しかし純正スピーカーでは、その回路が用いられるケースはかなり少ないですね。コストがかかりますから。

『FOCAL・ISS 170』には、その回路がスピーカーユニットに内蔵されています。ゆえに、ミッドウーファーから濁った高音が発せられることがありませんし、高音が2か所からダブって聴こえることもなくなりました。結果、クリア感が向上したんです。

もっともそれ以前に、スピーカーとしてのクオリティが違い過ぎます。良くならないわけがないです(笑)」

「スバル・インプレッサSPORT」は特に、走りを楽しめるクルマだ。音が良くなれば、ステアリングを握る気分がさらに高揚するのは間違いない。『FOCAL・ISS 170』ならば、装着の手間も最低限で済み、得られる満足度も高い。交換する価値は、大だ。
《太田祥三》

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