メルセデスベンツのスタイリッシュ・コンパクトセダン『CLA』次期型プロトタイプを、スウェーデン北部で、レスポンスの兄弟サイトSpyder7のカメラが捉えた。
初代CLAは、『Aクラス』をベースとした4ドアセダンだ。スポーティなクーペルーフを持ち、最も手頃な価格で手に入れられるメルセデスベンツのセダンとして人気を得ている。初代は躍動感のあるノッチバックスタイルだったが、第2世代では、『AMG GTコンセプト』からインスピレーションを得た、ファストバックスタイル(リアエンドへ直接ルーフラインが伸びているデザイン)に進化するという。
捉えた開発車両は、カモフラージュによりノッチバック風スタイルを装っているが、これは「AMG GT 4ドア」の初期プロトタイプで見せた手法だろう。つまりこの下にはファストバックスタイルが隠されているということだ。
ヘッドライトはダミーが装着されているが、ワイドなグリルなどにAMG GTコンセプトの意匠を継ぐと噂されている。室内は、デュアルディスプレイをコックピットに配置する新世代インフォテイメントシステム、「MBUX」(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)を搭載するはずだ。
パワートレインは、ブラッシュアップされる2リットル直列4気筒ターボチャージドエンジンなどがラインアップされる他、トップモデルにはコードネーム「プレデーター」と呼ぶ『AMG CLA45 ハイブリッド』が君臨。最高出力は400psを超えるだろう。
ワールドプレミアは、早くても2019年秋。遅れれば2020年3月のジュネーブモーターショーとなりそうだ。