【car audio U-23】日産 スカイラインGT-R by Warps 後編

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car audio newcomer! U-23 日産 GT-R(オーナー:岡本隼和さん) by  Warps 後編
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GT-Rで走りを楽しんでいたオーナーの岡本さんだったが、父親や先輩の影響を受けてカスタムオーディオに目覚めインストールを開始。広島県のWarpsで作り上げたカスタムインストールによって仲間の幅も広がり新しいカーライフを楽しんでいるという。

パワフルに鳴らすための
フロントステージを構築

トランクルームにマッツのユニットを中心とした魅せるデザインやイベント仕様の外向きオーディオをインストールした事は前回お伝えしたとおりだ。対してフロントまわりはドライブミュージックを楽しむための仕様を徹底したのもオーナーのこだわり。狙ったサウンドはオーナーが大好きな「EDMをガンガン聴く」ためのパワフルな仕様だった。

チョイスしたフロントスピーカーはマッツの2ウェイセパレートスピーカーであるMMATS PRO6.5。「いろんなスピーカーを聴いた中で、鳴りの良さは群を抜いていると感じました」。自分望む音を再現するために「鳴りの良さ」をキーワードにチョイスしたのが、このスピーカーだった。「ドライブ中はいつもかなりの大音量で音楽を楽しんでいます」というだけに、パワフルさや鳴りっぷりの良さは欠かせない要素だった。「オーディオを組んでからはドライブがますます楽しくなっています」。

デザイン面ではトランクのインストールに負けないスピーカー取り付けを実施。ミッドバスはアウターバッフル化しグリル後方にはアルミを使ったデザイン処理を加えるなど、トランクのイメージと共通点を持たせたカスタムを施す。最小限のプロテクションを加えてスピーカーからの直接音をしっかりリスナーに伝えることで高音質を引き出しているのも狙い通りだ。

◆イベントへのエントリーなど
新しい世界がドンドン広がる

トランクルーム、フロントステージとカスタムオーディオをトータルで完成させたのは取材の直前。そして取材当日は「明日がイベントデビューなんです」というタイミング。さまざまな思いを込めたユニットチョイスやショップとの相談で作り上げたインストールが、イベントでどのような評価を受けるのか、またギャラリーの反応はどうなのかが気になる様子。そんなドキドキもカスタムオーディオをインストールしたからこそ味わえる体験だ。

カスタムオーディオのインストールをはじめてからは、クルマ仲間の幅もどんどん増えていったという。元々は走り系の仲間が多かったが、Warpsでオーディオをはじめるようになってからはショップでのカーオーディオ関連の仲間も増えていった。地元では走り系の仲間、Warpsではオーディオ系の仲間と、一台のクルマで両方の仲間とのカーライフを楽しんでいるという。

ショップに行くと多くのカーオーディオ仲間がいて、カスタムやユニットのことなどを話すのが楽しみだという。次に狙っているカスタムスタイルをショップのスタッフと相談するのも楽しみの一つ。現在、オーナーが密かに狙っているのは「マッツを使って最上級のカスタムオーディオを作る」こと。最初にインパクトを受けたユニットにこだわり、誰とも被らないカスタムを作る、そんな思いを強くしている毎日だという。

◆彼女との出会いを生んだ
オーディオのインストール

オーディオをはじめてから仲間が増えているというオーナーだが、なんと彼女との出会いもオーディオが関係しているというから驚き。「いつも仲間が集まってる道の駅の駐車場でシルビアに乗ってる女性が“クルマを見せて”とやって来たんです。すかさず自慢のトランクを開けてオーディオを見せたら彼女はびっくりだったらしく、意気投合しました。それが彼女との出会いでした」。

走り屋のミーティングなのに「クルマを見せて」と言われてボンネットでは無くトランクを開けるオーナーもかなりのものだが、それに興味を持った彼女も彼女。カップルとなったふたりは、今では揃ってカーオーディオを楽しんでいるという。2台で走りに行き、一緒にオーディオイベントにも行く関係になっているとか。

普段から彼女と二人でカスタムのプランを考えたり、オーディオのシステムアップを相談しているという。現在は彼女のオーディオインストールのプランも進行中で、彼女曰く「外はイカつく中はカワイイオーディオ」を目指している。オーナーも負けずに現在トランクリッドのカスタム処理のプランを考え中だという。二人でプランから相談して楽しむカスタムオーディオの世界はますます広がっていっているようだ。

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《土田康弘》

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