ヤマハ PAS 最新モデル発表会、タレントの藤本美貴さんが登場し「もう1台欲しい!」

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スペシャルゲスト『PAS』ユーザーの藤本美貴さん
  • スペシャルゲスト『PAS』ユーザーの藤本美貴さん
  • ヤマハ発動機 ビークル&ソリューション事業本部 SPV事業部長・砂川 光義氏
  • ヤマハ発動機 ビークル&ソリューション事業本部 SPV事業部 マーケティング部 PAS商品企画担当・森田愛里氏
  • ヤマハ『PAS』2018年最新モデル発表会
  • ヤマハ『PAS』2018年最新モデル発表会
  • ヤマハ『PAS』2018年最新モデル発表会
  • ヤマハ『PAS』2018年最新モデル発表会
  • ヤマハ『PAS』2018年最新モデル発表会

ヤマハ発動機は28日、電動アシスト自転車『PAS(パス)』シリーズ主力製品のフルモデルチェンジを発表した。同日に開かれた記者会見で、「PAS With」(11万8800円)、「PAS With DX(デラックス)」(12万2040円)、「PAS With SP(スーパー)」(15万0120円)の3機種が披露された。これらは2018年2月9日より発売を開始する。

記者会見に登壇したヤマハ発動機 ビークル&ソリューション事業本部 SPV事業部・砂川光義部長は、初代PASが発売された1993年から現在までの25年、多くのユーザーに支えられてきたことに感謝。「25年を迎えるPASシリーズはお客様のニーズを考えて開発してきた。これから先の25年も魅力的な製品を作り、ヤマハを選んでよかったと思われるようにしたい」とコメントした。

続けて製品紹介を行ったのは、同社SPV事業部 マーケティング部 PAS商品企画担当・森田愛里氏。森田氏は25年前にPASが誕生した背景や、現在求められている機能などについてスピーチした。森田氏は、新型PAS Withシリーズの開発で注力した点について「パワフルなアシストフィーリング」と「実用性」、「デザイン」の3点と語る。

具体的にはユーザーが求めるバッテリーの設計や、フレーム内にワイヤーを通すデザイン、本体と同色のリアキャリアの採用、スタンドと連動するハンドルストッパー、時計表示機能つきスイッチなど。ユーザーから届いた多くの要望に応えている。

さらに記者会見では、スペシャルゲストとしてPASユーザーの藤本美貴さんが登場。現在2児のママである藤本さんは、3年前にPASを購入し、いまでは子供の送迎や買い物など、生活になくてはならない乗り物として愛用しているそうだ。

新モデルを見た藤本さんは、「いまの自転車は昔のママチャリと違い、デザインがおしゃれ」と感想を述べた。また、現在は家庭に1台しかないため、家族で出かけるときのために「(夫でお笑い芸人の庄司智春さんのために)もう1台欲しくなりました」と語った。

そして記者会見後に開かれた試乗会では、新型PAS Withシリーズがずらりと用意された。記者会見に引き続き試乗会にも参加した藤本美貴さんは、慣れた操作でスイスイと楽しそうに乗っていた。

実際に筆者も体験したが、「乗り心地」にこだわって開発しているPASシリーズの完成度の高さが感じられた。漕ぎ出した瞬間から確かなアシストが得られ、急坂なのに平地とまったく同じ感覚で走行できる。しかしモーターでむりやり動かしている感触はなく、あくまでも「アシスト」にとどまっている。普通のママチャリ(軽快車)と同じように乗れるので、事故を起こすこともないだろう。

また、新製品の特徴であるデザインもすばらしい。フレームの内部にワイヤーを通しているため、見た目がすっきりしているだけでなく車体の洗浄もしやすそうだ。PASの25周年となる、記念すべき製品にふさわしいニューモデルだ。

《佐藤隆博》

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