BMW M3に「CS」、460hpの軽量版が登場…世界限定1200台

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BMW M3 CS
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BMWは11月8日、『M3セダン』に高性能な限定モデル、『M3 CS』を設定すると発表した。

M3 CSは最新のM3セダンをベースに、さらなる高性能を追求した新たな限定車。そのハイライトは軽量化にある。M3 CSでは、ボンネットやルーフなどに、軽量素材のCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を使用。車両重量は55kg軽い1585kgに抑えられた。

また、車体のリアには、専用デザインのカーボンファイバー製リアスポイラーを装着するなど、エアロダイナミクス性能を向上。BMWによると、リアアクスルのリフトを大幅に低減させているという。

直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンには、吸排気系を中心に、専用チューニングを実施。M3セダンの「コンペティションパッケージ」に対して、最大出力はプラス10hpの460hp、最大トルクはプラス5.1kgmの61.2kgmを獲得する。トランスミッションは7速デュアルクラッチ。0~100km/h加速は3.9秒、最高速は280km/h(リミッター作動)に到達する。

足回りは、サスペンションやブレーキを強化。内装はアルカンターラとツートンのフルレザーを組み合わせる。Mスポーツシートも採用。なお、M3 CSは、世界限定1200台を生産する計画で、2018年1月から受注を開始する予定。

《森脇稔》

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