また、当コンセプトカーは、サウンドも至って上質だった。クラリオンご自慢の『Full Digital Sound』システムが搭載されているのだが、開発中の新ツィーターがスーパーツィーターとして使われていて、さらには同じく開発中のスコーカーも搭載されている。つまり、“フロント4ウェイ+サブウーファー”システムが構成されていたのだ。その豪華さに見合う、繊細かつパワフルな音が堪能できた。
デモカーのほうでは、Quad View 搭載9型AVナビゲーション『NXV977D』と『Full Digital Sound』の組み合わせによるサウンドデモが実施されていた。しかもサウンドデモは2タイプ実施可能。1つがフロントシステムによるデモ。開発中のツィーターと従来モデルのフルデジタルスピーカーとによる2ウェイシステムの音を聴くことができた。そしてもう1タイプがリアエンターテインメント用のスピーカーシステムによるデモ。『Full Digital Sound』スピーカーが特製のエンクロージャーに収められて鳴らされていた。『Full Digital Sound』らしいレスポンスの速い、かつダイナミックなサウンドが楽しめた。