モービルアイは4月25日、日産自動車との間で、自動運転用の地図の生成において協力することで合意した、と発表した。
1999年に設立されたモービルアイは、イスラエルに本拠を置く新興企業。自動運転車のコア技術となるセンサーや地図などの分野において、強みを持つ。
今回の両社の合意では、モービルアイのREM(ロード・エクスペリエンス・マネージメント)プラットフォームの開発と導入メンバーに、日産が参画。モービルアイの自動運転用の地図「Global RoadBook」を、両社が協力して生成していく。
すでに日産とモービルアイは、日産の自動運転技術「プロパイロット」の開発で協力。モービルアイによると、日産のプロパイロットでは、モービルアイの技術を利用して、ステアリング、加速、制動機能を自律的に制御して、高速道路を走行できるようにしているという。
モービルアイのAmnon Shashua会長兼CTO(最高技術責任者)は、「我々は、貴重なパートナーである日産と、次のステップを踏み出す機会を歓迎する」と述べている。