【新聞ウォッチ】トヨタ、4年連続ベア実施へ---前年並み1500円が焦点

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2017年3月9日付

●トヨタベア1500円焦点、前年並み,回答日へ詰めの交渉(読売・2面)

●ゴーン氏実権維持強調、日産・三菱自・ルノー「3社に時間割く」西川氏「多様性の強化、継続」(朝日・9面)

●「主力工場存続」が条件、東芝の半導体入札(毎日・1面)

●免許更新認知症診断へ手引き、日本医師会、かかりつけ医向け「運転断念」説得も(毎日・28面)

●東日本大震災6年、燃料不足陥る被災地で強み、災害対策ディーゼル車脚光、軽油入手や運搬しやすく(東京・7面)

●1年4か月ぶり、ガソリン高値に、全国平均132円(東京・7面)

●ポケGO事故死実刑,禁錮3年判決、「過失非常に悪質」名古屋地裁支部(東京・29面)

●社長100人アンケート、国内景気「拡大」53%、米経済や設備投資回復で(日経・1面)

●CIAがサイバー攻撃ソフト、車の制御乗っ取りも(日経・9面)

●タタ自、VWと提携協議、通信社報道インド生産や開発(日経・13面)

●ジュネーブ自動車ショー、2人のカルロス迫る政治の壁(日経・13面)

トヨタ・プリウスPHV
ひとくちコメント

まるでミステリー小説のようなマレーシアでの金正男氏殺害事件や限りなくグレーの「森友学園」問題なども気掛かりだが、サラリーマンにとってもっと気になるのが来週3月15日に一斉回答を予定している2017年春闘の労使交渉の行方だろう。

そんな中、産業界の春闘相場をけん引すると言われているトヨタ自動車が、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分として、前年(2016年)と同水準の月額1500円を軸に調整する見通しであることが分かったそうだ。

きょうの読売など各紙が「トヨタ、4年連続ベア、『昨年並み』焦点に」(日経)などと報じている。

2月下旬、トヨタの労使協議会初会合で、豊田章男社長は「経営環境はかつてないほど不透明で、(賃金水準を)引き上げるべき要素は見当たらない」と難色を示していた。だが、最後の公式交渉となった3月8日の労使交渉で経営側は「日本経済の影響や、従業員の士気向上に配慮する姿勢を示した」(読売)という。

ただ、組合側のベア要求(賃金改善分を月額3000円、年間一時金を6.3か月分)に対しては、昨年と同水準の確保が難しいとの見方もあり、水面下の攻防が大詰めを迎える。
《福田俊之》

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